トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ぴかぴかの一年生

2009-04-06 | 感じるままの回り道

 出かける途中、入学式に向かう親子連れが歩道に溢れていた。新一年生より母親が目立つのが正直な感想、いや乾燥かも。

 小生に入学式の記憶はない。代わりにあるのは入学対象児に行われた「検査」というやつだ。

小学校の二階で実施されたが順番待ちの時、廊下から裏山の斜面の雪が崩れていて「春が来た」と実感した事、それにカスタネットのリズムを模倣するのを間違えてしまったことの二つだけだ。相手してくれたのが担任になった先生だった。二年生の時に出産して用務員室に赤ちゃんを預けて勤務していた。産後の初出勤の時の恥ずかしそうな表情は今も覚えている。

 フイールドにも一年生が溢れている。育苗畑に芽生えたカラスザンショウはアゲハのために移植したがリョウブやシイも発芽が盛んだ。しかし欲しい樹種の幼苗はなかなか見つからないものだ。かくして手を入れなければ別の方向に向かう。

 タンポポの白色が一株あった。街中のセイヨウタンポポでは普通に見かけるが山では初物といってよいだろう。近くに白いスミレが群生していたが、これは偶然だろうなあ。

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