トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

いで湯は雨模様

2009-04-14 | 感じるままの回り道

『露天風呂雨汗混じり頬かむり』

『山萌えてわが身も癒えし露天かな』

『雨の風呂けむりて晴れてまたけむる』

『湯おもてに雨の槌打つ水柱』

予報どおりの雨となった。かねてから狙いの山のいで湯に出かけた。利用客はそれぞれ座卓を独占状態で、快適だった。

 湯は源泉掛け流しもありジャグジーもあって、骨折の患部には気持ちの良い環境だった。雨のため菅笠を被って露天風呂に入っていたが新緑が美しい。雨粒が湯に落ちるとクラウンと水柱が立つので顔の周りはしぶきだらけだった。

 水面ぎりぎりに目を寄せて水柱を見ていると噴水のようでもあり映画の「少林寺36窟?」のようでもあったが、そんなことをして楽しんでいたのは一人だけだった。

 浴場近くの川端で「アケビの新芽」を摘んだ。少々苦くてもおいしい春の味覚なのだが、この地域は食用にする伝統がないから独占状態だ。

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