トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

新緑爛漫

2009-04-27 | 小父のお隣さん

『山里の柳萌えたり川霞む』

『霧が這う山肌萌えて隠す顔』

『点描のモザイク模様山みどり』

『葉桜に遅れをとらじと吹く木の芽』

 標高千メートルの地は桜と新緑が一緒になったような色模様だった。遠景は桜と新緑、近景は山吹と新緑でどちらも心が表れるが、いつも緑の色の多さに驚嘆する。

 ヒキガエルのオタマジャクシを見に行った。小さい溜まり水の中は皆無だったが、大きなほうは真っ黒になって群れていた。しかしアオサギがきているので、親になるのはいかほどか。家の金魚や一尺ばかりの鯉も獲って行く貪欲さが恨めしい。

 今日はヤマカガシを攻撃していたのだが、小生が現れたから飛び去っていった。ヤマカガシはもちろん絶命していたが赤い斑紋が鮮やかだった。

 ミヤマハンショウヅルの花が咲いていた。秋のカザグルマ風の種子といい、地味だが気を引く存在だ。棘で悩ましてくれたメギの花も咲いてきた。棘さえ無ければといつも思うのだが。 

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