トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

一寸の虫にも

2009-04-22 | 小父のお隣さん

『若葉巻き思い届かず落とし文』

『ハルジョンの花貪れど尽きぬ糧』

 「オトシブミ」を今日はまじまじと見ることが出来た。一尺にも満たない幼樹の葉を巻いていた。木がかわいそうだと思ったが、虫にしてみれば柔らかく巻きやすいのだろう。お菓子のマコロンの感じがした。

 ハルジョンの花には虫がいっぱい取り付いて花粉を食べている。花等いくらでも有るのに集まるところは集中する。好みでもあるんだろうか。

 人間様も集中する。お陰で竹林の次世代が育たない。駐車場に近い竹林は茶色く変色した後期高齢者の竹ばかりになった。孟宗も真竹も黒竹も破竹も青々とした青年期にまで成長できないから、遠からず竹林は枯れ死するかもしれない。森の手入れに入って「竹の世話」をするなんて思っても見なかった。ロープと立て看板でタケノコ堀り禁止した区域は少しは延びてきたから親になることを期待できそうだ。黒竹林もロープを張らないと絶滅寸前となった。

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