トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

勢魅の声

2009-08-13 | 小父のお隣さん

Img_9685

『鳴くセミも亡きセミもあり山の道』

『カナカナと聞こゆ夕暮れ父母の影』

『クマゼミで明けてヒグラシ店じまい』

『音暦過ぎて久しい春のセミ』

 ハルゼミの声を聴いたのはつい昨日のようだ。

 ミンミンゼミが鳴き、ツクツクボウシも鳴き

 ようやく来た盛夏も既に立秋は過ぎた。

 そろそろヒグラシの音暦が聞けるだろう。

 暗くなればコオロギが歌う。

 クツワムシには閉口するが、アオマツムシが鳴かないだけ夜は新涼満喫だ。

 虫の世界では秋の音暦に変わりつつある。