トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カワセミの訪問

2009-08-14 | 水辺環境の保全

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 畦を浸食する要因となっていた樹木を撤去できた。一番被害を受けた部分は表土が浸食されて、造成した時より目に見えて痩せてしまった。早いうちに盛り上げないと決壊の憂き目を見てしまう。

 といっても土をどこから調達するかが難問で、まあ汗を惜しまなければ何とかなるか…と考えよう。そんな思案をしていたらカワセミが立ち寄ってくれた。田に水を張った頃から時々は飛来していたが、今日は竿の先から何回も水面にダイブして餌をとってくれたのだ。

 魚はいないし、イモリとオタマジャクシとカエルの子どもくらいが餌になる範囲なのだが、どうも カエルを捕食しているようだった。携帯のカメラの撮影はこれが限界だったが、なんとか判別可能だ。捕食されたカエルはモリアオガエルの子どものようだった。

 モリアオガエルは陸に上がると直ぐに林内に入る、と聞いていたが、よくみると水辺の草に結構張り付いているのだ。

  


足元を見れば

2009-08-14 | 小父のお隣さん

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 小規模ながら地震の影響があった。崖地が数メートルだが崩落していた。一番懸念しているエリアは倒木や掛かり木が多くて、この夏の蒸し暑さの中では進入する気にならない。連日、30度を越し湿度も90%近いのだから「熱中症警報」状態だ。

 支障木の枝を林内に集積していたら足元の杉の枝や枯れ葉に白いキノコがあちこちにあった。名前は知らないし割と散見できるキノコだけど、こんな日は涼感をもたらしてくれる。

 汗びっしょりになって、沢の粘土層が壷になっているところで顔を洗っていたら地層の中に貝の化石が見えた。暇つぶしに小枝で掘り出したらハマグリの貝殻に似た厚みのある化石だった。残念なことにどれも破片だけだった。でも結構楽しかったのだ。