11月前半のある日、水が冷たくなる前にまたまた繁殖株が見えて来た上の池のオオカナダモの抜去をしようと胴長を装着して上の池のほとりに立ったのが1カ月ほど前の事だ。しかし当日は夜間に飛来した恐らくコガモの群れにより水域は濁っていてオオカナダモが判明しない。水域全体を手探りで探す訳にもいかず、胴長とタライは車載したままで「水が澄んだら即決行」の意思で眺めて来たけれど澄んだ機会は訪れなかった。そしてようやくこの日になって水が澄んでいたのだ。下流の水域は夜間飛来した水鳥によりゴタ濁りだが運よく上の池は飛来を免れたのである。
「今日こそオオカナダモの今期最終抜去!」と意気込んで水域を眺めてみたけれどオオカナダモが消えていて姿が無い。水底の落ち葉は見えるので恐らく採餌されてしまったのではないかと考えている。この展開は想定していたのであったけれど、今度は逆に「恐らく泥中の根は残ったままだ!」の杞憂が出て来た。一難は去ったけれど根難は残った・・・。かくして来期もオオカナダモとのハッケヨイは続くの確定!抜去根絶への困難は続くの確定。