作業内容としては集積してあった朽木と刈り草を更に移動させ再集積したに過ぎないのだが空いたスペースには草本類の食草を用意する予定だ。既にある食草園はどちらかというと木本主体の食樹園になってしまい樹高も相まって観察できる状態には無い。それでも見上げれば産卵個体が飛翔していたりするので利用されているのは明白なので今期、足元を豊かにしようと植えてみたメドハギには多くのキタキチョウが産卵に訪れ幼虫も蛹も観る事が出来たしカラスザンショウの幼樹にはクロアゲハもカラスアゲハも終齢まで育っている。
カラスザンショウは草本ではなく木本だが樹高を低く仕立てて専ら観察用の食樹として維持したい。そのための移植用幼樹の見当も付け播種用の種も用意してあるのだが全体のレイアウトまでは考慮しては無くそれでも追い追い形が定まるだろう。この日は集積残差物を至近の集積場所に移動させて更地にする事が出来た。刈り草の集積物は現食草園の林床に移動させた。これが腐植質となりながら林床の土壌を豊かにし、はてまた成長の悪いキジョランに元気を与えるだろうとの目論見なのだが、はたしてそう行くかどうかはやってみなけりゃ分からない。キジョランの気難しさは小生を越え半端ではなくS先生も匙を投げた格好である。
古材の集積場所は更に再構築しコンパクトに模様替えさせた。長く出張っていた太い幹も寸断して引っ込ましたから歩行ルートも迂回しなくてもスムーズに直進できるはずだ。切断した幹材は片方をテーブル代わりに使うために日向ぼっこ専用コーナーに置いてみた。これで飲茶など楽になる。まあ、結構なお洒落でお点前です事、なんて誰も言わないけれど爺我自賛で良かろうて。
今回の写真はデジカメを携行し忘れたからスマホで撮影した画像だ。今までのスマホの画像はピントも画質も悪く辟易していたのだが先日、画素数の設定が低かったことが判り修正した後、最初のアップ画像となったのだが今回、ブログから確認すると明らかに画質は向上している。これなら今後も使えそうだ。デジカメ携行を忘れても記録は出来るので一安心と言うところか。と言ってみたところで撮るに足りない写真だし、そこに拘るのも情けない。