トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「アケビ皮のきんぴら」

2021-10-01 | 何よりの楽しみ
 魚沼の次兄からアケビが届いた。春のフキノトウとアケビの新芽、秋のアケビが郷里の「よすが」である。独りでは食べきれないのでフイールドに持ち込み、来ていた会友のYさんとMさんにお裾分け、残りは自分で消費するのだが皮の処分にビビビッと来たのだった。「そうだきんぴらを作ろう!」てなもんや三度笠。

 山形県界隈ではアケビの皮に肉詰めして調理するのが普通だと聴くし料亭でも出す旬の一品でもあるとかの記憶もある。小生の郷里では「皮を食材として」使っている記憶はないものの、春の新芽は束ねて八百屋の店頭に並ぶほどポピュラーな山菜だ。少し苦み走ってシャキシャキした食感は子ども心にも「美味しい!」と思ったしどんぶり一杯程度は食べきった食材でもある。

 そこで苦いのは承知できんぴらにすれば、また格別な美味しさが味わえるかとアケビ2個分の皮と人参少々を用意してレンジて簡単試作してみたのだ。調味液に混ぜ6分加熱し混ぜ合わせ4分加熱して出来上がり。試食してみると水分が多くてしんなりし過ぎだ。苦い味わいは当然あるのだが新芽の苦さとは異なり「もっともっと感」に欠けた。レンジ調理でなくフライパン調理なら水分も飛んで口当たりもあるようになっただろうが、何とも溶けるような口当たりと爽やかとは言えない苦味では調味液の味が良くても「ご飯の友」にはし難い眞正のエッ!品なのだった。

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