杭作りと言ったところで3尺の長さに切断しただけだ。ホームセンターで購入すればより簡単容易に入手できるけれど使える物があるのに使わない手はない。それと共に隣り沢での連日の復旧作業で疲労困憊感が出てきたから身体を休める必要もある。気分商品のドリンクの数本でも購入するかと思いつつドラッグストアに横道それるのも面倒に感じる今日この頃なのである。
それでこの日は写真の杭を用意し車載、チェーンソーと掛け矢も積み込んで次の水源地での準備もしておく。これだけで後部座席と荷室は万歳する程混雑してしまった。この日も真夏日33℃を記録する。湿度が高いのでいっそう不快感があるが台風10号一過、少し涼しさに当たった身体には33℃は辛く感じる。とは言え真夏日だからと作業を後回しにすればフイールドの劣化が早まるだけなのである。(A)Cで言えば「エントロピーの増大」に抗わねばならないのが保全活動なのである。
環境を損なえば生態系の打撃は計り知れない。風景・環境は目に見える部分が多いけれど生態系そのものを感じ取れることはまず無いのである。だからこそ自転車商売・水見回りになるのだが10号台風の豪雨で水源地も水域も大きな損傷を受けた。我が身と必要な労力を想起すればほとんどステージⅣである。水を確保できなければフイールドは終焉確定だが己のためにも水の確保は必須である。