トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

10日ぶりの通水‼

2022-10-04 | 水辺環境の保全
 台風15号では1時間当たり100mm超えの雨量を記録し、深夜3時間ほど続いたからフイールドも被害甚大だった。
 降雨増水時の被害を押さえたくて隣り沢からの送水を遮断し送管内に砂泥の流入を防ぎたかったものの管路中ほどにトイレ手洗い水を出し放しにしていた箇所があったため結局は砂泥が詰まった。まあ、水源地の荒れ様は別風景になっていたから小手先だけでは駄目だった対策でもある。

 送水管途中の最重要部、排砂バルブが斜面の崩落で埋まり、これを掘り出して排砂作業を行わなければ通水は不可能なので足掛け4日を要して地上部に露わにしたのだ。そのあと排砂バルブ開放しても排水されず、翌日はエンジンポンプを取水升まで運び上げて強制通水し、なんとか断水から脱却できたのだった。しかしながら加圧送水時はそれなりの吐水はあっても加圧送水を止めて自然送水に任すと一端は流量が下がり定量復旧するのに一晩を要する。
 理由は判然としないのだが「管路800mで落差は3m、その上、前半分が下り勾配で後半分が昇り勾配」では管内の水を押し出してくる水圧が弱く「ジワジワ」としか水が届かないのだろうと推定している。水だけに推定するしかないのだった。

 さて一夜明けての流量測定は15ℓのバケツに30秒でほぼ満水に少々不足で計測したら13リットルあった。これで毎分26リットルの流量が復活したことになる。今までの最大吐水量は27ℓ/分、だったから満足せねばならない。本ブログの記事にはまだ顛末のすべてを載せてはいないけれどとにかく祝着至極であった。「崖の下に埋没」なんて事態にもならずドリンク剤1本で祝杯。

         

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