トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

棚田部の除草

2024-10-30 | 水辺環境の保全

 この日、泥水池の陸地中央にぽっかりと口を開けた漏水トンネルを「危険なので早めに埋め立てよう…」と開口部を広げてみたけれどあまりにも蒸し暑くなって棚田部の除草にトンズラしてしまった。予報では30℃で実測値は29,1℃まで上がったのだから10月中盤では辟易する気温だ。

 棚田部の除草は水際から水域に侵入著しいウシノヒタイとチゴザサがほとんどで、四本鍬を打って摺動させながら根こそぎ引寄せて引き揚げるのを繰り返すのである。これも前かがみの姿勢と引寄せるのに踏ん張らねばならないから膝には堪えるのであるけれど3日ほど休息させたから多少は大丈夫だろう。まあ、穴埋め用に土を掘り一輪車で運び投入する作業よりは多少は軽い作業になるはずだ。それでも全てのチゴザサが抜け切れる訳も無く、多少は残るのでこれらは田圃に入って手抜きとなるのだった。結局のところ、この手間が大きくて棚田の全周囲を始末できず1辺と半分ほどが残ってしまった。残ったのは全てがチゴザサのコロニーなので少々手ごわい。


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