トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

昆虫スコイぜ!二点位置流れ「衣装は二種類」

2024-08-30 | 小父のお隣さん

 30日午前2時半、台風10号の影響で24時間雨量が300mmを記録し次の24時間で300mmの予報が出ている。この300mmの降雨量で水源地は悲惨な状態になってフイールドへの送水も止まっているのが予想されるし、最低部の排砂バルブがある崖は崩壊している可能性も高い。と心配したところでどうにもならないしフイールド環境は好むと好まざるまえと日夜止まることなくエントロピーの増大が進むのである。かくして孤爺の活動は「灯篭に千枚通し」程度なのであった。

 さて鼠の額程度の庭にウマノスズクサが繁殖しているのだが、昨年あたりから産卵に飛来する親蝶が少なくなってウマノスズクサの繁茂振りが一段と増した。だから整理するために少しは切り取るのだが卵や幼虫の存在は確かめて行わねばならない。先日、他の夏草が大繁茂してお化け屋敷状態になったので暑さに辟易しつつ草取りをしたのだが小さいウマノスズクサは一緒に刈り取ってしまった。フェンスに絡まっているウマノスズクサには先日、産卵行為を見ていたから葉裏を覗いたら数頭、姿があったのだ。

      

 昔々、ウマノスズクサに飛来し始めた当初の色彩はパンダカラーだけだったのに最近は茶系色が増えている。理由は知る由も無いけれどモードには流行り廃れがあるのは周知の事実だ。虫とも言えど無視できないのだろう。ましてや「お菊虫」とか「ジャコウアゲハ」とか江戸娘や香料の名が冠せられているのだもの。昆虫界で蛹や成虫で色違いはさして珍しくは無いのだと思っているけれど小生的にはパンダカラーが好きである。葉裏を探していて「へーッ」と思ったのは抜け殻を見つけたからだ。通常、ジャコウアゲハの幼虫が蛹になる場所は人工物を好むらしく遠征する習性がある。食草の中で蛹になり羽化した痕は初めて見た事だ。それにつけても大人気だったあの番組、再開して欲しいなあ…。再開しない側が情けない・意気地なしである。国家を担う人物を出鱈目のうのうとさせているのに、卑屈であろう。

     


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