トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「師走には二種」

2024-12-01 | 小父のお隣さん

 師走になった。姥捨て山のトンボ池畔、日当たり良好な南向き崖周辺にはまだ昆虫の姿が多い。チョウ類は午前10時気温9℃の段階でキタキチョウ、クロコノマチョウ、セセリチョウの仲間、ムラサキツバメなどが見えた。蠅の仲間やミツバチ、ホウジャクなどはタイアザミの花に寄ってくる。

 さて肝心のトンボ類はと言うとさすがに師走ともなればマユタテアカネとオオアオイトトンボの二種しか見いだせない。今期の殿はこの二種で争う事になるが、これは恒例の事だし最終視認日が何日になるのかが目下の関心事。陽だまりで四方山話、正確には姥捨て山話だろうけれど動かずにいるのでトンボも衣服と言わず頭部と言わずまとわりついてくる。今度は指乗りトンボを撮影するか・・・。

 


林床のネザサ刈り

2024-12-01 | 今日は真面目に

 肩と言うか腕が痛くて上がらない。かといって自宅でブラブラするのも何なのでネザサ刈りに出かけた。刈り払い機は肩掛けするし刈り取りは左右に振るだけなので支障はないだろうと読んだのだけれどどっこいそうは問屋が卸さなかった。進入の邪魔になる下がり枝や蔓などを上部で断ち切るには刈り払い機を持ち上げなければならず荷重が骨身に滲みる。

 今日の作業範囲は特段に急ぐ理由も無いのだが落葉が済んだ頃合いで高圧送電線直下の立ち木を保安伐採したいので進入路の足元を整えておきたかった。この保安伐採は昨冬に行いたかった作業なのだが左肩の疼痛に悩まされて伐採作業は遠慮したのだった。伐採は伐採でも水源地での用木伐採をせねばならなかったのである。まあ、いつも通りのてなもんや三度笠であって思うようにはいかないのが浮世の務めでもある。

 日当たりの良い林床外側の密集したネザサを刈れば林内は小生の頭部のように、サザエさんのお父さんのようにネザサもバラバラで過疎感が漂う、それでも目残しが無い様にし、かつまた地際からの坊主刈りを心掛ける。生物生産緑地としての里山保全での刈り払いは坊主刈り禁忌なのだがネザサだけは特別の温情をもって特段に綺麗にすることを心掛けている。強い抑制をかけ続けていないと一年で1m以上のシュートを伸ばすので数年放置すれば笹藪になってしまう。繁茂していても貧しいのは永田町も同じかあ。