小生は水域内の除草に汗を流していたのだが代表が棚田の水稲を刈りに来たのでお邪魔虫をしに畔まで行ってトレイルカメラの活用報告書の内容などで話をしていたところに一匹のトンボが頭上を通ったのだ。
ああーっ、それは紛れもなくギンヤンマのオスだったのである。今期は絶望視し、まさかこの期に及んで視認できるなど考えても見なかったのである。そんな感想を代表に漏らした所「居ないときに飛翔していたかも、でしょう…」と至極平凡真っ当な返事だった。それはそうかも知れないけれど孤爺が居た時に視認、または撮影できていなければ「記録に値しない」フイールドなのである。
かのオニヤンマ様は棚田を一周もしないで上昇し去っていったのだが「今期初見!」である。ただ撮影する機会がなかったから「視認に口無し」であって記録表にチェックを入れてお終いなのだった。今期の思わぬ作業の連続で辟易した日々なのであるが、これで多少は気分が回復して泥水池の水面を開くのと砂泥の浚渫を頑張るのである、ここにキッパリと宣言する!。これは永田町や霞が関よりも確固たるお約束だ。たかだか一匹一種のトンボに絶望死せずに済み「視認に口無し」と言えど今日は良い日だ!。