取水堰の上流部、左岸流となるか右岸流となれるかは偏にこの場所の設えで決まる重要な場所なのである。その障壁のひとつの切株はようやく排除したものの切株に助けられ残っていた砂州、と言うより砂利溜まりと切株に連なる自然の堤が左岸流を作り出し右岸流をストップさせていたのである。今回、その自然の堤上の灌木と丸太材を排除した。これにより更なる増水の度に浸食流がこの高まりを崩してくれるはずである。この高まりが消失すれば増水流は自ら右岸流となれるし左岸側の砂利の河原は自然堤防の役割を担う事が出来て当座は右岸流が維持できるだろう。それはとりもなおさず取水堰に水路が維持できていると言う事でもある。
今回の小作業では高まりを削ることは無かったのだが流水が日夜侵食し続け、増水すればサービス浸食してくれるだろう、小型重機の必要な作業現場だけれどそれは無理と言う事で少年金高高齢の姥捨て山の孤爺が園芸スコップをもって孤軍奮闘、頑張るのだ。銃後・従禄・獣質と孤爺の人生暗かった。明日はどんなに辛くても水はすぐ通る・・・とヒカルのお母さんも歌ったではないかい。