トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**大本営溶融

2018-05-23 | 性向有毒の翁なれば
日本と名の付くところ嘘八百                    免罪腐

地位こそは嘘いい放題の免許証                永田発 

管理者やあそこもこっちも薬なし                一旦揉めん

調査する?一人に聞けばそれで済む             省エネ大使

勝を得んとすればまずQBを潰せ                尊師のヘイホー

QB潰せばうちらが勝利
           それで労せず日本一 ハアコリャコリャ    漢徳

そんな質問向けるじゃないよ
           弱い立場を配慮せよ  ハアコリャコリャ   報道の自融

東2体目西では死学
           管理者監督溶融中   ハアコリャコリャ   狂育法人血脈  

自らは仲間を守りさらし首
           学生守らぬ教育法人               松陰

あっちもこっちもこんな人たち
           社会の中枢情けない               モンチッチ

才たける健児を潰す極道の
           闇の情念ゾンビも餓鬼も             トロル


落下狼藉…黒は虹色

2018-05-23 | 感じるままの回り道
 「恋は水色」や「黒い花びら」は青春の一曲であるが「黒は虹色」を今季初めて堪能した。

 翌日に一輪車だけでも通したいので林道への倒木1本を排除処理し拠点に戻る日の事、林道上でアゲハを見かけた。
 「逃げもしないで、なんでこんなところに…」と見つめたら翅の一部が無い。丁度、切り取ったような綺麗な断面である。まず撮影を、としゃがみ込んだら欠けている部分は折りこまれたように翅についていた。

 この傷口では羽化時のトラブルでは無く鳥の嘴に由るのだろう。ムクドリ大よりヒヨドリ相当の大きさに思えた。
 それはともかく、この種のアゲハの美しさには何時みても見惚れる程の誘惑を感じる。観るだけで「さわっていいい!」なんて要求も浮かばないし接吻を強いる事もないのだけれど魅力的存在には間違いがない。

 連休中の再放送番組で俳優兼役者の某がオニヤンマに感激の接吻をし、「危険ですからまねしないでください」と局は責任回避のテロップを出していたけれど、ここでは「咬まれると大変痛いです」が報道として正しいだろうと、つい思ってしまった小生である。
 相手の立場に立てば「口臭は有りませんね。お口は綺麗ですか…」もよろしいかも。何時もの吐乱譜になったが、要は「報道なら具体的中身を伝えろ」に尽きる。
 
 さて、肝心の名前だが「カラスアゲハ」か「ミヤマカラスアゲハ」かと見当をつけても所在ないまま忘却の彼方に消えてしまうのはいつも通りの顛末である。若ければ「一期一会」と言いたい出会いなものの、現状では「末期一会」に近くなっている今日この頃か…。
 人生は既に黄昏であっても「黒い花は黒い花びら…」と歌い出す、わが青春の記憶は折に触れて新鮮のままだ。そして黒は「礼服の黒」より「ミヤマの黒」あるいは「カラスの黒」が断然圧倒して美しい。

コクサギの実生苗

2018-05-22 | 蝶の食草園
 食草園に今期はコクサギの実生が多く発生した。他の植物より発芽が早かったから目立って、埋もれる前にポットで養成する心算だったのにヘルニアで適期を逸し、5月も中盤に入ると後から伸長した草本に埋もれて見出しにくくなってしまった。

 それでも刈り払う前に10本程度は育成しようとしゃがみ込んで探す事しばらく、ようやく9本だけ採集できた。コクサギの葉は特徴的なのだが、他の草本と混じると分かり難くなる。
 それでも9本9ポットを自宅で育成し30㎝程度まで育ててからフイールドに定植する。食草園にはオス樹とメス樹1本づつあるもののリスクを軽減するためにはオスメス2本づつは用意しておきたい。ところが小生にはオスメスの区別がつかないので10本程度は用意する…と言う次第。
         実生苗  ➡   ポットで育成する  

残念!浮上ゼロ…

2018-05-22 | ペット
 ドブガイを池上げし浮上水槽に移し毎日覗きながら待つこと3週間、一匹も姿を見る事無く池に戻した。
 沈下性の底魚用の餌を池に入れ、集まってくるドジョウやタナゴを箱メガネで確認すると産卵管が伸びている個体もいる。まだ産卵の可能性もあるだろうからドブガイを管理籠に入れ池に戻した。また3週間の間、池に置いて産卵を期待したい。

 昨季までは「自然環境に近い方法で…」と池での浮上を試みたのだが一匹も確認できなかった。産卵管を伸ばして産卵行動をとっていた個体は複数存在していたから「環境方法論」として誤っていたという反省で池上げし浮上水槽に変更したのだが、こればかりは思い通りにはならない。

 池上げの時、砂礫の清掃を行い半分は荒木田土に変更したけれど、戻さなかった砂礫の中にドブガイ1枚があって失ってしまった。十分慎重にしたつもりだけれど見落としは有るものだ。この時に拾い上げた池で産まれたマシジミは10個あって、たかだか3週間の間に大きくなっているのが分かる程育っていた。
 
 マシジミは微塵をいれたトレイで管理していたが、ドジョウが夜間に掘り返すようでトレイの微塵が排出され続けマシジミが露出するようになったのでステンレス製の笊に変更した。これで微塵の流出は防げるだろうし潜っているシジミへの水の循環も良いはずだと判断したのだが、池本来の底土層の方が良いのかどうか、ここを判断出来る知識は無い。

 マシジミは繁殖しドブガイも二夏過ごした個体もいるのだがカラスガイは両者より水温上昇に弱いようで二夏目は越せなかった。昨秋求めたカラスガイ3枚はこの産卵期に息絶えた。水温が高くなった訳では無いだろうし、産み付けられた卵で窒息なのかどうか確認は出来ていない。もう「ハアー」である。

        浮上水槽から取り出し  ➡   池内の産卵管理籠へ移す

「あかいみ! あかいみ!」と騒ぐ頃

2018-05-21 | 感じるままの回り道
 クサイチゴが実ってきた。遠くからでも視認できる大きさなので小生も山の恵み「一粒のしあわせ」を頂く今日この頃である。

 グループでフイールドへやって来るおチビちゃんの中には桑の実やクサイチゴに御執心して一緒の行動を拒否する強者がたまにいる。指さししたままだったり仏頂面だったり「あかいみ あかいみ」と騒いだりとさまざまなのだが、なだめる母親やスタッフには「大変だなあ」と思いつつ楽しんでいる自分がいる。

 「あかいみ」の季節も6月になれば忘却の彼方だが、この頃わが青春に記憶されたスターたちの他界が相次ぐ。赤い紅葉ならぬ黄泉路の彼方に去ってしまったけれど、この年になれば「あかいみ」は回想のきっかけ、その中の「若い身」も忘却の彼方になって「二度わらし」はすすむ…。
 信仰は無く、ゆくゆくは虚無の世界の物質になるのは承知の助なものの「また出会えるだろう」なんて希望的観測が存在するのは不思議だ。

ようやく断水解消した…

2018-05-20 | 水辺環境の保全
 メモで確認すると断水は4月11日からなのでまるまる一カ月断水させてしまった。幸いにも100mmを超える降雨が数回あったため水辺は干上がらずに済んだ。ニホンアカガエルのオタマジャクシもギリギリのところでセーフだったろう。

 エンジンポンプに依る強制通水させ一昼夜過ぎても吐水なし。二か所の排砂バルブを開け排出し、1日目はチョロ水、2日目にしてようやく最大吐水量を計測できたのだ。水量の回復が思わしくなければ送水管の上昇部の継ぎ手を外し排砂させる腹を決めていたけれど、これは拍子抜けだった。

 とちらにしろ沢を降下させ反対側の沢を上昇させ吐水させる構造なので上昇部にこそ砂泥が溜まりやすい。作業の余力がある時にでも継ぎ手を外して清掃をせねばならないだろう。振り返ってみれば10年ほど、この作業は行っていないのである。
 最低部の排砂 ➡  翌日の吐水量 ➡  翌々日の吐水量

今日のとんぼ「ミヤマカワトンボ初見」

2018-05-19 | 小父のお隣さん
 上の池に大きなカワトンボ型が飛翔していた。普段見るカワトンボ類とは色合いが異なるしフイールドでは珍しいタイプだが名前が出てこない。
 撮影したくても近くに降りなくて池の中央部で休む。業を煮やし小枝を投げ付けて見たがピクリともしない。多少の飛翔体は「敵」と認識しないようだ。小生が抜き足差し足よろけ足で接近しても敏感に反応するのに…だ。

 結局は、ガマの葉や産屋に止まったところを撮影したが、まあ、かろうじて確認できる程度で、次の機会は何時の事やら。

出来ちゃったムーミンハウス 17(ドールハウス?いいえ童話ハウス)

2018-05-19 | 何よりの楽しみ
 「わっぱかだー!」と独り清々してみたものの就寝時にはムラムラと雑念が湧いてきた。「七十にして耳従う」と先師はおっしゃったけれど凡夫、いいえ凡爺には対岸の風景である。まあ、それも近づいてきつつあるのは道理であるけれど…。

 さて出来上がったハウスを元大工と元建築士に完成検査してもらい「合格」をいただいたものの室内も外構も殺風景だ。「この程度なら付け加えるか…」と原作の内容に沿い粉飾してみる事にした。時節柄「偽装」や「改変」、「隠蔽」と言われようと反論はしません。

キッチンのテーブル    屋根裏のベッド    プランターのニョロニョロ
 まずテーブルとベットを1台づつ作り花壇枠も用意した。花壇には野菜か草花が一般的だろうが、ここは作者に敬意を表しニョロニョロを生えさせた。ポーチとベランダの間には立ち木を置きたかったけれどジオラマの材料を売っている駅ビルの店舗まで出かけてみたものの気に入る物がない。
 落葉樹の中サイズで13㎝程、針葉樹も同じくらいで高さがもう少し欲しい。しゃがみ込んで休むに似たりの妄想する事10分、自分で作る方がサイズも出来上がりも「良いわい」と偏屈な結論だった。作り方はチェックしておいたし針葉樹の葉には竹の粉砕物微塵を使えばそれらしいはずで、既に用意はしてあり市販のウレタン粉末より現物に似るだろう。

 それでも一晩明けたらジオラマの「リンゴの樹」が建物近くに植えれば「ベリー風」に見えなくもないから再度、駅ビルまで出向く。街中には全く出ない小生だから人の多さに気後れしたが、これは恐らく山仕事の恰好のままだったからかもしれない。駅ビルには全く異質異形の異邦人である。

 更に欲が出て一輪車に大根、ニンジン、カボチャを載せようと考えたものの置き場所が無く頓挫した。こうなると制御不能だで室内には額縁を飾りたいし・・・てなもんや三度笠。
 もう、ドールハウスごときで収まらなくなって、童話ハウスであるしジオラマになってしまうし…。そのジオラマの呼び方だが風景景観が主体でない本作は爺手間とでもいうべき中途半端さだ。
      二階の集合写真    一階の原作原画の壁紙

 本当にこれでけりをつける。まあ、二か月余りを費やした大作になってしまったが、しばらくは工作はしたくない。フイールドの活動に集中しよう…。でも、その前に温泉だ温泉だ、行くぞ硫黄泉!…。

林檎の摘果していたら…敵はさるもの

2018-05-18 | 性向有毒の翁なれば
 林檎がゴルフボール大にはなっていないが生垣の刈り込みとあわせ摘果も済ました。ゴルフボール大になった頃に二回目の摘果を行って袋を掛けたい。

 後片付けをしているといたる所に出没する、いわゆる二人組のご婦人が来た。「梅の実ですか?」と話しかけてきたので「梅とリンゴの区別もつかんのかい」と言いたい気持ちを押さえ「二本とも林檎ですよ。二品種ないと結実しません」とまあ、ここは紳士の対応だ。

 「外に出て日光に当たらなければカルシュウムも出来ませんから大事ですね」と次の矢がくる。チラシなどを出されると面倒なので「そんなことをしなくても皆さん、おっつけカルシュウムになります」と言ったら伝わったようで「面白いご主人ですね」とのたまう。
 そこで「御主人であった事は一度もなく、一度はご主人様とやらになってみたい」と口が滑ったのがまずかった。話に乗ってきたのだ。

 「どうやってご主人様になるのでしょう?」と問い詰められ、つい「メイド喫茶に一度は行くつもり」と心にはある台詞が出てしまった。これであきれ果てたようで日傘を傾けつつ「お邪魔しました」と去って行ったけれど、メイド喫茶でなく「冥土喫茶」が実現しやすい年齢かも…。まあ、いつもの吐与太話…。

コアジサイ咲く

2018-05-18 | 小父のお隣さん
 フイールドのコアジサイが咲いた。本種の性質として日向は苦手なようで日陰から木漏れ日程度、そして乾燥しない場所が好みのようだ。
 同居しているタマアジサイより好みなのだが、理由付けすると「シャシャリ出てこないのが良い」、そんな感じだ。
 花を見つけても視線を送るだけで秋波は送らない。まあ、「コラァ、ジーサン」と言われるはずもないのだがそんなとこ…。

イソヒヨドリの巣立ち

2018-05-17 | 小父のお隣さん
 玄関ポーチの樋の間に営巣していたイソヒヨドリの雛が巣立ちしたらしく「ヒッヒ」とも「チッチ」とも聞こえる鳴き声を朝から日暮れまで近所の屋根で出している。親鳥は電線や電柱の先端、屋根の縁などで餌を咥えつつ「ググッ」と言う様な警戒音を出している。
 父鳥はおおむねそれより高い場所に止まる事が多く、こんな時はさえずりも聞かせる。鳥の世界にも夫唱婦随と言う行動はあるものだ。おいらと言えば巣立ちして姥捨て山が生息場所。

 さて、お邪魔虫をしたくなくても生垣の刈りこみとリンゴの摘果をするためにフイールドに出かけなかったのであるから意地悪をする心算は無くても作業を終わらせた。何匹の雛がいたのか不明なものの、巣にはまだ雛がいるようで餌を運び込むし鳴き声もする。
 巣立った雛は巣に戻る事は無いのだろうから今夜から独りで夜を過ごすのだろうか…。

           巣立ちした朝星夜星鳴き交わす

ゲホゲホ言っては砂を吐く…

2018-05-16 | 水辺環境の保全
 取水升からエンジンポンプによる強制通水を行って通水を確認。ポンプ稼働中に電話で吐水口での吐水確認をしてもらった。「細濁りの水が出ている」との返答だったから更に10分程の送水を行い撤収した。
 その後、拠点駐車場に戻り吐水口まで自分で確認に行ったが水は出ていない。水桶周囲やそこから流れ込む上の池には薄茶色の汚れが見られたから「通水した」との確認はとれたものの断水状態だ。
 強制通水しても取水口からホースを抜きとる際はエンジンを止めなければ抜け取れないから停止後に抜きとるのだが、この時陰圧が掛かるようで一旦は吐水が止まるのは常態なのだ。
 おおむね翌日には吐水が正常に戻るから今回も「翌日に確認しよう」と帰宅する。

 翌7日は雨、吐水確認だけだから出かけてみたものの吐水は無かった。駐車場トイレの蛇口から勢いよく水は出てくるから、その分岐から吐水口まで200mの管内の異常かと想像したものの降雨中で作業は出来ない。この部分は緩やかに上昇していて吐水口と取水口の高低差は僅か3mしかないのである。
 それはともかく、とりあえず更に150m戻った排砂バルブを開いてみる。最初は薄茶色の濁り水が流出してきたが、それと共に砂礫も流れ出している。今までバルブの操作をしていても、これほどの排砂があった事は無かった。
 水の流出も波があって「ゲホゲホ」音を出し水流が乱れた後に排砂量が増えるのが面白かった。今回の排砂量の多さは見当が着く。度重なる出水で取水升が取水口上部まで砂礫で埋まってしまった事と関係しているのだろう。ここまで堆積したのは初めての事なのだ。

 「いつ排砂終了するのか…」と気になって見に来た、昨日作業を手伝ってくれたYさんと傘を差しながら待つこと1時間、ようやく砂の量も減ってきたから一旦終了とした。林道上には座布団1枚分程度の砂礫が残った。この排砂作業で水圧が戻れば吐水するかもしれないので確認は翌日以降に持ち越し。念のために経路の標高最低部排砂バルブも開けるつもりだ。
 バルブを開けた ➡  砂金は出ない ➡  筍の皮で排砂を観る

クワの実と言えばみっちゃん…

2018-05-15 | 今はうたかた
 「それにつけてもおやつは桑の実」なのだった。今年も桑の実が熟し始めた。当初の頃のようなジャムやジュースに加工する事はしなくなったけれど口には時間を費やして放り込むのが日課である。

 少年期、まだ養蚕が行われていたから桑畑も続いていた。この畑にアルマイトの弁当箱を持って桑の実採集に出かけたものである。指も口も紫色に染めて頬張ったものだ。他におやつなど無い時代だから無理も無かったけれど、桑の実が稔ると同級生のみっちゃんを思い出す。
 隣の駐在所の四女で末っ子、一緒に桑の実取りに行った付近が火葬場近くだった事もあり、自宅に持ち帰った桑の実は全て捨てられたと言っていた記憶は今でも鮮明だが、転校していった時期の記憶は全く無い。

 よく知られた歌に「みっちゃん道々ウンコたれて…」という歌があるが、この歌を歌った記憶もないけれど、桑の実を食べる間は「ウンコ真っ黒け」になるものの、まあ、あのビスケットには負ける…。

サンコウチョウ鳴いた!

2018-05-14 | 小父のお隣さん
 トンボ池の除草に入る身支度をしていた時、サンコウチョウの鳴き声を聞く。方角は東側の尾根斜面になる。二度ほど鳴いた後で沈黙をしてしまったけれど、このような状況はいつも通り。

 鳴き方も鳴き初めと終息部の「ホイホイ」だけで、まあ、全くお粗末であるけれど渡ってきた確認はとれた。山域で活動を始めた十数年前は隣沢の知る人ぞ知る名所付近でだけ姿を見て鳴き声を聞くだけだったものの、ここ数年は水見回りの途中でも至近で姿を見る事がある。

 これはオオルリやキビタキも同じで、それだけ森が育ってきた証しであろう。これも推測でしかないもののコゲラではない大型のキツツキも近くで生活をしている音がするようになった。姿は一回しか見てはいないがマニアでなくても出会いは嬉しい。

               鳴き始めいつも稚拙で参考聴

一カ月ぶりの断水解消と思った…

2018-05-14 | 水辺環境の保全
 手帳を見ると4月11日の夜、130mmの降雨で取水升が埋没し断水になった。復旧作業を行いたかったものの3月末より鼠径ヘルニアを発症、手術を控えている身体ではそれもならず、術後も直ちに復旧作業とはいかず、術後3週間を辛抱して過ごし、会友のYさんのサポートを得てエンジンポンプによる強制排砂・通水を実施できたのである。

 ポンプを抱えて運べないため一輪車を用いたが、林道の倒木1本は前日に処理排除し残り2本は下を潜り抜け間に合わせる。
 強制送水を始めて間もなく送水チューブを取り付けていた継ぎ手から水が噴出してきた。慌てて停止し吸水管部の継ぎ手と交換しようとしてみたが外れない。結局はビニールテープを巻き付けて応急処置となった。何に寄らず急ぎの場面でトラブルに見舞われるのは毎度の事だ。

 送水開始し、管内の砂泥が排出されるまでの30~40分、導水路の浚渫を行い二か所の砂だまりを掘りだした。これは従前から設えてある埋没緩和のための構造だけれど、度重なる出水で埋もれてしまっていた。今回、掘りだした事で2回分くらいの降雨に対応できるだろう。
 砂溜りの掘り下げ   ➡   砂溜り2か所復旧した