京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




「光悦寺」さんの近くにある「源光庵」さんは、禅の心を表した『悟りの窓』と『迷いの窓』が有名です。
この窓から見る紅葉が素敵な所です(今現在はまだあまり進んでいません)

こちらの丸い窓が”悟り”で、禅と円通の心を表し
円は大宇宙を表現しています。

四角い窓が”迷い”で、人間の生涯を象徴し
生老病死の四苦八苦を表現しているそうです。

まだ色づきはじめで、枝先の一部が赤くなっています。

ここは比較的色づきが遅めのようなので
後一週間以上は待った方が綺麗かもしれません。

枯山水庭園も紅葉はもう少しかかりそうです。

「源光庵」さんは貞和2年(1346年)創建の曹洞宗のお寺





本殿の血天井は伏見城の遺構で
徳川家康の忠臣が石田三成に破れ380余人が自刃した時の痕跡

リアルに足跡や手の跡が残っています。


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"赤門”が有名な鷹峯の「常照寺」さんです。「源光庵」さんから東側に少し歩いた所にあります。
島原の名妓、吉野太夫が寄進したといわれるこの門は『吉野門』とよばれています。

門を入って右側には『帯塚』があります。

女性の心の象徴”帯”に感謝し祈りを捧げる塚だそうです。

参道には吉野桜の落ち葉が・・・

このお寺は阿弥光悦の寄進した土地に
日蓮宗中興の寂照院日乾上人を招じて開創された学寮跡で
本堂には光悦筆の額も飾られています。

紅葉はまだだいぶ早いようでしたが
境内の庭にはもみじが何本かありました。


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