東塔エリアから西塔エリアを通り横川(よかわ)エリアまではシャトルバスで移動します。
歩くと2時間はかかるそうですとにかく比叡山延暦寺はとてつもなく広いです。
横川エリアは比叡山の中でも一番山深い所で
最澄の一番弟子であった円仁が開いたとされています。
源信や親鸞、日蓮など名僧たちが修行に入った地でもあります。
瀬戸内寂聴さんも出家得度後に修行したことがあるそうです。
トップの写真と同じ建物ですが『横川中堂』と呼ばれる、この地区の中心的なお堂です。
石垣の上に建てられた朱塗りの舞台作りが印象的です。
ここの椛は早くも紅葉が終わり、殆ど散り始めていました。
正面に廻ると以外とひっそりとした落ち着いた佇まいです。
現在の堂は昭和46年(1971年)に建造されたもの
信長による比叡山の焼き討ちにより全焼した後
秀頼により再建されたとされていますが
昭和17年(1942年)に落雷により焼失、その後再建。
こちらは鐘楼、鐘を自由につくことができます。
山に響き渡る音は何とも荘厳な感じです。