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上御霊神社鳥居前にお店を構える「水田玉雲堂」さん、創業は文明9年(1477年)
「唐板」というお菓子だけを500年以上作り続ける老舗です。
明治維新までは皇室の御用達だったようで
暖簾にも御用所と書かれています。
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元々このお菓子は平安時代に盛んであった御霊信仰の
御霊会(ごりょうえ)の御神前にお供えしたのが始まりだそうで
応仁の乱の時に途絶えたそうですがこちらの御先祖さんが再興され
神社境内の茶屋で出したのが始まりだそうです。
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小麦粉と砂糖、鶏卵だけのシンプルな材料で作られるこのお菓子は
唐板というだけありどことなく唐の雰囲気もありますが
品の良い甘さとパリパリとした独特の歯応えがなんとも心地良く
1枚1枚丁寧に焼かれ続けている歴史が伝わってきます。
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袋入りは680円
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1470円など化粧箱入りもあります。
京都の高島屋さんでも販売されていますが
以前は新宿伊勢丹さんでも見たような気がします。
(現在販売されているかは未確認ですみません
)
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3ヶ月位はお日持ちするのでお土産にも向いています。