京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




本阿弥光悦作の枯山水庭園「巴の庭」で有名な西陣の「本法寺」さん
長谷川等伯筆の涅槃図があることでも知られています。
本堂の前には筆を持ち空を見上げる等伯さんの銅像と光悦公手植之松があります。

日蓮宗京都十六本山の1つで日親上人が永享8年(1436年)四条高倉に創建したのが始まり
その後、秀吉の聚楽第造営にともない現在の地に移されたようで、その際尽力したのが光悦親子だったようです。
本阿弥家一族のお墓もここにありの菩提寺になっています。
  
桃山時代の絵師、長谷川等伯は本法寺十世の日通と交友があり
お寺を支える有力な檀家でもあったとか、多数の作品やゆかりの品が収められています。
涅槃図は京都三大涅槃図の一つで最大傑作とも言われ
春の涅槃会期間のみ公開されます(その他期間は複製を公開)

名勝庭園&涅槃図(複製)を拝見したかったのですが拝観お休みでした
仁王門を出ると正面には表千家・不審菴が・・・北側には裏千家・今日庵があり
小川通り南にいは武者小路千家・官休庵があります。
   
因みに「表千家」は千利休さんのお子さん少庵さんが、「裏千家」はお子さんの宗旦さんが
「武者小路千家」はお孫さんの一翁宗守さんが作られたのが始まり。
小川通りには茶道具・茶器を売る店が多く並んでいます。



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