嵐電(京福電鉄嵐山線)の嵐山駅から3つ目に車折神社(くるまざきじんじゃ)という駅があります。
ホーム南側に降りると目の前に鳥居が見え、直ぐに境内に繋がっています。
途中いくつかの分社があり、そこを通りつつ本殿前に出られます。
「車折」の名前の由来は後嵯峨天皇が御幸された際
この社の前で御召車の車軸が折れて動かなくなったことから
「車折大明神」の神号を賜り命名されたようです。
平安時代後期の儒者、清原頼業を祀ることから
学業成就、試験合格、商売繁盛などに御利益があるそうです。
特に”約束事を違えない”ということで契約事が成就するなどの
祈願に訪れる人が多いようです。
願い事が叶ったお礼に祈願神石として石がご奉納されています。
車折神社の境内に「芸能神社」という分社があります。
天宇受売命(あめのうずめのみこと)をお祀りする社で
この神様は天照大御神様が天岩戸にお隠れになった時に
岩戸の前で演舞されところ再び出現されたことから
芸能、芸術にご利益があると信仰されているようです。
芸能人など沢山の玉垣が奉納されています。
エグザイルのMAKIDAIさんとATUSHIさんの玉垣もありました
社殿の門には沢山の芸能人の名前シールや千社札などが貼られています。
シールを貼ると御利益があるのかな???
芸能道具社は毛筆などを納め技芸上達を祈願するようです。