【コクワガタ(小鍬形) 】
甲虫目 : カブトムシ亜目 クワガタムシ科 クワガタムシ亜科
花期 : 5月~9月
大きさ : ♂:17~54mm、♀:20~33mm
分 布 : 北海道・本州・四国・九州
なじみ深いクワガタムシで、暗褐色~黒色で、鈍い光沢がある。
オスは、頭楯が幅広で、大顎は細長く、大顎の中央付近にやや上向きの大きな内歯があり、先端近くにも小さな内歯がある。
内歯の大きさには個体変異があり、小型個体では消失する傾向があり、上翅の点刻はあまり目立たない。
メスは、頭楯がほぼ台形で大顎は小さく、上翅の点刻はオスよりも大きくやや目立つ。
おもに平地や丘陵地、低山地に生息し、小規模な雑木林でも発生し、都市公園でも見つかることがある。
日中は樹木の根際の土中などに潜んでおり、夜になるとクヌギ、コナラなどの樹液に集る。
成虫または幼虫で越冬し、丈夫で飼いやすく、環境を整えれば飼育下でも越冬させることができる。
◎2023年6月6日 富山県にて 写真2枚 追加しました
道路を歩いていました・・・メス(♀)
◎2022年6月14日 富山県にて 写真7枚
オス
メス