ウリパパの日記

自由気ままに・・・

トクトクブックピンバッジゲットと早春の高尾山散策 2023.3.10

2023-03-10 20:22:14 | 高尾山・陣馬山

日本列島を寒冷前線が通過中です。関東地方には南から季節外れの暖気が流れ込み、八王子では最低気温13.9℃、最高気温22.4と5月並みの陽気となりました。なお今夜は空気が一時的に入れ替わるため。記録的に高い最低気温は夜に更新される可能性もあります。今日は高尾山トクトクブックのピンバッジ交換日(初日)です。そのため昨夜茨城県から自宅へ戻り、今日は午前休暇して午後から自宅での在宅勤務としました。バッジ交換は朝8時30分開始なので、その1時間前到着を目標に6時40分に自宅を出発。高尾山口駅まで2駅京王線に乗り、下車後は1号路を登ります。

こんなに暑いと季節感が麻痺してしまいますね。スミレが咲き始めたのではないかと少し期待したのですが、いくら暖冬とはいえ山はまだ冬でした。1号路は日当たりが悪いためスミレの姿は全くありません。

 

金毘羅台の展望台から八王子方面を眺めます。春霞と花粉の影響で遠望はききません。

ケーブル山頂の高尾山駅に7時30分に到着。既に長い列ができていました。

 

行列は200名近くでしょうか。十一丁目茶屋の前あたりまで伸びていました。そこで1時間ほど待ちます。7時40分頃に配布された整理券です。

 

待っている途中に、近くを蝶々が飛んでました。まだ3月上旬なのにと一瞬目を疑いました。ルリタテハでしょうか。

 

定刻に交換が始まり、10分後にピンバッジをゲットしました。今年のデザインはミゾソバの花?

午前休暇を取得したので高尾山頂へ向かいます。

 

浄心門近くの切り株のアート作品。折り紙のバンクシーか? と最近朝日新聞の記事に紹介されていました。記事によると、この謎の作品、誰がいつ置いていくのか全く手がかりがつかめていないそうです。

 

浄心門をくぐります。バッジ交換の列が続いています

 

男坂と女坂の分岐点近くまで列が続いていました。今日のバッジ配布数は1500個。今から並んでもらえるのかなと心配になってしまいます。整理券配ってカウントしているので、まだ1500人には達していないのでしょう。

 

1号路で見かけたヤマルリソウ

 

日なたではタチツボスミレが開花していました

薬王院から富士道を経由して山頂へ向かいます。期待した富士道ではスミレの姿を全く見かけません。異常に暖かくなったのは今週火曜からなので、慌てて葉や花茎が伸びている状態なのでしょう。シュンランも蕾がちらほらという状況。

 

5号路を登り立派なトイレの近くにシュンランが群生しています(このエリアは移植かな?)。その中で1輪だけ開花していました。

 

ほとんどは蕾でした。

高尾山の春の訪れは期待したほど早まってはいませんでした。

 

5号路では春を告げる花、ダンコウバイが咲き始めです。

 

高尾山頂からの眺望。富士山や丹沢連山の山頂は雲の中。

高尾山頂からは5号路、3号路を経由して霞台から琵琶滝へ下ります。3号路でもスミレの姿は全くありませんでした。

 

目的は6号路のハナネコノメです。予想外に開花が遅く、まだチラホラという感じです。

 

沢を下ったところでは、ようやく開花。

 

今年も可憐な花に出会うことができました。

日影沢の群生地は数年前の台風で壊滅的な被害をうけてしまったので、それ以来、こちらへ来ることが多くなりました。蛇滝近くの群生地は北斜面なので、開花はまだ先かもしれません。

 

6号路沿いにも群生地があるので様子を見てきました。まだ蕾が膨らんできたところです。今日のような暖かさが続けば、1週間くらいで見頃を迎えそうです。

近くで写真を撮影していた方に、既に見頃を迎えている場所があるとの情報を頂いたので、さっそくそちらへ向かうことにしました。

 

途中、ニリンソウの花が咲いていました

 

情報通り、ハナネコノメが咲き揃っている場所がありました

 

花の大きさは小ぶりです。最初に紹介した沢沿いの場所のほうが花の姿が立派でした。

 

清滝駅近くの私有地ではキクザキイチゲが満開

 

暖かさとたっぷりの日差しを浴びて、どの花も全開でした。

 

高尾山口駅からの帰りは高尾山トレインです

 

冬そばのヘッドマークを掲出

高尾山の春の訪れは期待したほど早まってはいませんでした。季節外れの暖かさが来週も続きそうなので、あと1週間もすれば、スミレの花が一気に咲き揃うことでしょう。それまでにスギ花粉が収束してほしい。。。

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立春の裏高尾と高尾山霞台 2023.2.4

2023-02-05 07:51:23 | 高尾山・陣馬山

昨日は立春。八王子では寒さも緩み、最低気温0.6℃、最高気温11.2℃と3月上旬並みの陽気となりました。昨日午前中、春の息吹を探しに裏高尾を散策して、高尾山霞台までトクトクブックのスタンプを押しに出かけてきました。

 

まずは高尾駒木野公園に立ち寄ります。白梅が咲き始めています。

 

蝋梅が満開。ピークは過ぎたようです。

 

続いて駒木野の小仏関跡

 

梅はチラホラ咲き始めています

 

サンシュユの蕾は黄色く膨らんできました

 

公園西側の早咲きの白梅は、そろそろ見頃を迎えています。

 

蛇滝へ向けて旧甲州街道を歩きます。民家の庭先で咲き始めたマンサクの花

 

蝋梅と紅梅

 

荒井バス停前の梅林です

 

紅梅は1~2分咲きでした

 

蛇滝口から高尾山へ上り、2号路を経由して浄心門脇で1号路と合流します。

 

浄心門近くの切り株に展示されているオブジェ

 

霞台展望塔からの眺望。北高尾から奥多摩方面の眺望。北関東方面の山々は霞の中

 

眼下に八王子の街並み。東京都心のビル群は全く見えません。冬場に見えていた東京スカイツリーも霞の中で、春の訪れを感じます。

 

ケーブルの高尾山駅でトクトクブックにスタンプを押します。3月のピンバッチ交換(6スタンプ賞)は3月10日~12日。金曜日(3/10)に午前休暇を取得して早朝から並ぶ予定です。

 

1号路を下る途中で見かけたタマアジサイ?のドライフラワー。今年の冬は雨や雪が全く降らないため、このようなドライフラワーをたくさん見かけました。

 

高尾山清滝で見かけた高尾梅郷梅まつりのポスター。3月11日、12日と開催されます。

 

高尾山口駅改札近くの冬そばキャンペーンポスター。ひと昔前は、京王社員手作りヘッドマークを掲出した臨時列車冬そば号が運行され、北野駅~高尾駅間の車内で景品引換券をもらい、高尾山口駅でオリジナルマイ箸に交換できました。その時にゲットしたお箸はまだ重宝しています。

 

先週も紹介した、合格応援のポスター。手作り感がいいですね。是非、合格HMを掲出した車両を運用してほしいです!

 

駅の観光案内書の掲示です。高尾にも二ホンジカが出没。わなを仕掛けて捕獲を行うようです。

 

こちらは改札口。春の訪れを感じますね。冬季労働安全週間ではなくて、火渡り祭りの案内ですよ。

 

最後に狭間駅の話題を一つ紹介しておきます。

 

昨日2月4日、エスフォルタアリーナ八王子で、全日本プロレス八王子大会が開催されました。昼前に、駅前ロータリー近くに消防車と救急車がやってきて長い時間停車していました。何事かと見に行くと、プロレス興行の案内が目に留まりました。暫くすると、アリーナ内部からドカーン!と大音響。でも消防車は停まったままです。一体何事かと思ってネットを検索すると、電流爆破形式の試合が予定されているらしい。きっとその予行演習というか、事前確認だったのでしょう。プロレス興行の本番は16時開始。17時過ぎには何度か大爆音が鳴り響きました。

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小仏城山から98km先の牛久大仏が見えた 2023.1.5

2023-01-06 07:49:44 | 高尾山・陣馬山

前の記事で予告したように、昨日小仏城山の山頂から牛久大仏をとらえたので紹介しておきます。高尾山霞台からの大仏は過去に2回撮影に成功。本ブログでも紹介したことがあります。今回はさらに奥の小仏城山からのチャレンジとなります。小仏城山から牛久大仏までは直線距離で98km。高尾山霞台と同様、柏の葉キャンパスのビル群の右奥に見えるはずです。

双眼鏡で姿を見つけたのでコンデジで超望遠(デジタルズーム)。ついに、それらしい姿をとらえました。もちろん肉眼では見えません(笑)。

 

トリミングしてみましたが、あまりにも被写体が小さく、その姿は雰囲気でしか伝わりません。

 

こちらは高尾山霞台の展望塔から見た牛久大仏。中央左にうっすら見えていました。

 

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小仏城山のシモバシラの氷華は終盤でした 2023.1.5

2023-01-05 19:21:04 | 高尾山・陣馬山

今年正月は穏やかな天気に恵まれました。八王子では1月3日以降の最低気温は-4.5℃、-4.2℃、-4.7℃と平年を下回る冷え込みが続いています。この冷え込みで、奥高尾のシモバシラがまだ見られるのではないかと思い、連休最終日の今日の午前中に小仏城山から高尾山を散策してきました。日中は平野部で10℃まで気温が上がるため山間部の気温は5℃前後と推定。日が当たる昼前には融けてしまいそうなので、朝8時30分に自宅を出発して車で日影沢へ向かいます。駐車場には先客が多く、空きスペースは2~3台しかありませんでした。

 

日影沢から、日当たりの良い城山北東尾根を登ります。標高621m地点から下った鞍部で林道へ下り、見晴らしの良い日陰林道を城山へ登ります。

 

目的はこの眺望です。相模湾がキラキラ輝き、三浦半島の先には房総半島の山並みを遠望します。

 

相模湾をズーム。三浦半島の先には東京湾、そして房総半島が鮮明に見えています。標高600mを超えた地点なので、三浦半島の先に東京湾も光っています。

 

江の島と、三浦半島、房総半島の先端が相模湾と東京湾の中にシルエットとなって浮かびます。素晴らしい眺めに大満足。北東尾根から途中で林道に降りて大正解でした。

 

続いて本日の目的であるシモバシラの氷華を見に、小仏城山の巻き道へ向かいます。いつも参考にさせて頂くのぞむさんのブログ情報では、寒波が襲来した昨年12月24日には道沿いにどっさり氷華が見られたようです。その後乾燥が続き日中気温が上がった日が多かったため、シモバシラがほとんど枯れてしまったようで、寒波が来ても水分を吸い上げる力が残っていないのでしょう。あれだけどっさりあった氷華は巻き道沿いには全く見当たらず、林床に点々と残っている程度でした。

 

最後の力を振り絞り水分を吸い上げた様子です

 

こちらもあと2~3日の命でしょう

 

ピークは12月下旬だったようです。

10年ほど前までは、この巻き道の周囲で40cm近くに成長した巨大なシモバシラの華を見ることができました。今でも見ることができるのでしょうか・・・

2012年12月27日のシモバシラ

 

さてシモバシラの観察を終えてから小仏城山の山頂へ向かいます。山頂からは真っ白な富士山が見えていました。

 

富士山をズーム。登山道の形がはっきりとわかります。

 

東側には東京スカイツリーを始めとする東京都心のビル群が鮮明に見えています。右端にちょこっと見えるのが東京タワーです。

 

東京スカイツリーをズーム

実は今日小仏城山を訪れたもう一つの目的は牛久大仏探しです。双眼鏡で丹念に探したところ、遂に見つけました。コンデジでデジタルズームで超拡大すると、それらしい姿を発見。もちろん肉眼では認識できません。この牛久大仏発見については次の記事で紹介します。

小仏城山から一丁平を経由して高尾山へ向かいます。一丁平の北側巻き道もシモバシラの観察ポイントなのですが、全く姿が見えません。登山道は凍結して気温は十分に下がっているので、既にシモバシラの命が尽きて、氷華も終わってしまったのでしょう。

 

一丁平ともみじ台の鞍部で2か所にシモバシラが咲いていました。今日一番の姿でした。

もみじ台の北側巻き道もシモバシラの観察エリアです。しかし、小さな華が2つ残っていただけで、既に終わっていました。

 

高尾山頂に寄り道して眺望を楽しみます。丹沢から富士山が美しい姿を見せていました。

 

丹沢の峰々。中央が最高峰の蛭ヶ岳です。

 

富士山をズーム

 

遠くには冠雪の南アルプス。左から蝙蝠岳、塩見岳、広河内岳から農鳥岳と白銀に輝く峰々が見えます。

 

高尾山頂からも江の島、三浦半島、房総半島を遠望できます。

 

トクトクブックのスタンプを押すために霞台まで下ります。毎回楽しみにしている浄心門近くの切り株のオブジェ。お正月らしく獅子舞がお目見えしていました。獅子舞の頭が動くのにはびっくり!

 

ケーブルの高尾山駅でスタンプを押してから、久しぶりに展望塔に登り周囲の景色を楽しみます。大岳山、御前山、雲取山、飛龍山など奥多摩の山々を遠望します。北側の日光連山は雪雲の中でした。

 

ピラミッド状の御前山の右奥は鷹ノ巣山。左奥は東京の最高峰、雲取山です。

 

雲取山の山頂をズーム。少し白くなっています。

 

北東には筑波山。やや霞んでいます。

霞台でも牛久大仏探しに挑戦。すぐに見つかりました。次の記事で紹介します。

霞台から浄心門まで戻り、4号路からいろはの森を経由して、車を停めた日影沢に下ってきました。

 

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初冬の高尾山霞台まで散策 2022.12.3

2022-12-04 09:48:29 | 高尾山・陣馬山

昨日の午前中、天気が回復したので高尾山の霞台までトクトクブックのスタンプを押しに行ってきました。自宅から歩いて裏高尾へ向かいます。

 

久しぶりに立ち寄った高尾駒木野公園

 

 

もみじが真っ赤に色づいていました

 

駒木野の小仏関所跡前を通過。

この後、蛇滝を経由して、キジョランの実を探しながら霞台へ登ります。でも弾けた実を見つけることはできませんでした。

 

ケーブルの高尾山駅で目的のスタンプを押してから、周囲の山々を眺めます。湿度が高いため、眺望は今一つ。北関東方面の山々は見えませんんでした。

 

奥多摩の主峰をズーム。御前山の右奥には鷹ノ巣山。左奥は東京最高峰の雲取山。

 

東京都心ビル群の眺望。東の方角は低い雲に覆われています。東京スカイツリーや東京タワーがくっきり。

 

霞台周辺では紅葉の最後を飾るメグスリノキが真っ赤に色づいています。

 

十一丁目茶屋横から横浜方面の眺望。霞んでいます。

 

浄心門近くの切り株へ向かいます。今日のオブジェです。

 

浄心門から先が薬王院となります。昨日は薬王院に足を踏み入れず、ここで引き返しました。

 

2号路の紅葉。南斜面では12月まで紅葉を見ることができます。キジョランの実を探しましたが、すべて弾ける前でした。

 

霞台園地に戻ります。この周辺の紅葉は既に終わっています。ここから1号路を下ります。

 

金毘羅台展望台まで下ってくると、メグスリノキの紅葉が鮮やかです。

 

展望台からの眺望。ここからも東京都心のビル群を遠望できます。

 

眼下の高尾の街並み。甲州街道沿いや陵南公園のイチョウはすっかり葉を落としました。

 

金毘羅台から1号路方面を振り返ります。この周辺の紅葉は12月上旬まで楽しめます。

 

金毘羅台周辺でもキジョラン探し。ついに、高さ10m程度の場所に弾けた実を1つ見つけました。まさに種が飛び始めるところです。

 

角度を変えてズーム。白毛を振り乱す鬼女のように見えることから鬼女蘭と呼ばれています。

トクトクブックのスタンプとキジョランの弾けた実を見ることが昨日の目的でした。満足したので1号路を下ります。

 

清滝付近の紅葉。まだ赤く色づいたモミジが残っていました。

 

清滝駅前広場は既に落葉して初冬の装い

 

最後に高尾山口駅から見下ろす氷川神社の紅葉。

12月に入っても魅力が満載の高尾山。これから寒さが強まると奥高尾ではシモバシラの氷華が見られるようになります。そして冬至の前後には高尾山頂からのダイヤモンド富士を求めて大勢のお客さんで賑わいます。

 

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紅葉の見頃を迎えた高尾山散策 2022.11.4

2022-11-05 16:59:38 | 高尾山・陣馬山

昨日は爽やかな秋晴れに恵まれ、八王子では最低気温7.4℃、最高気温20.8℃と過ごしやすい陽気でした。休日とはいっても午後からオンラインでの仕事や歯医者の予定を入れていたため、あまり遠くへ出かけることはできません。奥さんも会社が休みだったので、午前中に二人で高尾山を散策してきました。

 

自宅を8時40分に出発、高尾山口まで電車を利用して清滝駅前に到着。広場の周囲の紅葉はかなり色づいてきました。ここから妙音橋を経由して霞台へ直進します。奥さんと一緒なのでいつもの1.5倍近い時間がかけてゆっくりと登ります。

 

約30分で霞台園地に到着。ケーブル山頂駅から東京都心の眺めです。空はかなり霞んでいます。東京スカイツリーはうっすらと確認できる程度で、この時期としては物足りません。富士山はどうかな・・・

 

まずは高尾山トクトクブックにスタンプを押します。いつも冬場に登る展望塔は12月までバイキングを実施しているので、利用者以外は立ち入りできません。商売優先ですね。残念。

 

ケーブル山頂駅前広場から北側の眺望。霞台周辺は木々が黄色に色づいています。北高尾山稜の紅葉はまだ先です。

 

日当たりの良い場所のモミジは赤く染まってきました。

 

浄心門前の切り株のオブジェ。11月のテーマは七五三と紅葉。

 

山門に到着。山門脇のモミジが赤く染まってきました。

 

山門の先から見上げます

 

修行大師。あれっ? いつもと違います。オクトパスの姿が無くなっていました。

 

学業成就の金色の鉛筆が奉納されています

 

階段を仁王門へ登ります。仁王門脇のモミジが赤く染まっています

 

御本堂にお参りしてから御本社へ向かいます。鳥居脇のモミジが真っ赤に色づいています。ちょうど見頃を迎えています。

 

薬王院から15分足らずで高尾山山頂に到着。山頂のモミジも見頃のようです。

 

おそうじ小僧が白い帽子をかぶっています。

 

みはらし台へ向かいます。富士山の姿が見えました。

 

富士山の上にちょこっと雲がある外は快晴です。でも、やや霞んでいて、透き通るような青空ではありません。

 

丹沢、大室山、富士山と連なります

 

富士山をズーム。うっすら冠雪しています。富士山の上の雲が刻々と姿を変えていきます。前日に館山から見た富士山に比べると、だいぶ近くに迫って見える印象です。

 

滝子山の南にはうっすらと南アルプス。ブログにアップした写真は鮮明さに欠けてしまいます。

 

続いて、もみじ台まで足を延ばしました。こちらの紅葉はこれからです。

 

もみじ台を訪れた目的は、なめこ汁。アツアツのなめこ、ミツバ、そしてほどよい塩分のバランスが絶妙です。

 

正面に富士山を見ながら、なめこ汁をいただきます。とても幸せな気分になります。

 

富士山にかかっていた雲が次第に消えていきます。

 

正面には蛭ヶ岳から丹沢山にかけて丹沢の主峰が連なります

 

もみじ台からの眺望を十分に楽しみました。富士山頂の上にかかっていた雲は、いつの間にか消えていました。

 

帰りは5号路、富士道経由して1号路を下ります。十一丁目茶屋横からの眺望。江の島や三浦半島、房総半島までうっすらと見えましたが、やはり霞んでいます。

 

霞台園地の紅葉。食事なしで展望塔には登れません。残念。

 

1号路を下り金毘羅台の展望台にやってきました。大いちょうが黄色く色づいています。このイチョウは例年11月中旬から下旬に見頃を迎えます。今年は近年になく早い印象です。

 

展望台から高尾の街を見下ろします。紅葉の時期はここからの眺望がおすすめです。本当は展望塔から見下ろしたかったのですが・・・

 

高尾から散田町にかけての甲州街道のイチョウ並木が黄色く染まっています。そして陵南公園参道のケヤキ並木が高尾警察の手間でクロスします。参道の先(左側)には陵南公園の紅葉。お馴染みの景色です。

 

高尾警察を中心にズーム。甲州街道のイチョウ祭りは2週間後の19日と20日に開催されます。それまで散らずに残っていてほしい・・・

 

陵南公園の紅葉をズーム。手前は陵南大橋です。

 

金毘羅台で眼下の眺望を楽しんでから1号路を下ります。12時過ぎに清滝まで下ってきました。清滝周辺の紅葉に日が当たり、綺麗に色づいていました。

お腹が空いたので、久しぶりに栄茶屋で冷たい天ぷらそばを食べてから自宅に戻ってきました。

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暑さの中を高尾山霞台まで散策 2022.10.1

2022-10-01 16:24:45 | 高尾山・陣馬山

今朝は北朝鮮からミサイル連続発射というニュースに続き、アントニオ猪木が死去という悲しい知らせが飛び込んできました。難病の全身性アミロイドーシスと闘う姿はテレビでも放映され、日本テレビの24時間テレビにも出演していました。1999年に亡くなったジャイアント馬場と共に、プロセス黄金時代を築いてきました。子供の頃に夢中になった記憶が蘇ります。

さて10月に入ったのに、異常な暑さが続きます。特に北海道の道東ではフェーン現象も重なって各地で30℃を超えました。北海道で10月に真夏日を観測するのは史上初のようです。15時時点での最高気温は常呂31.4℃、湧別30.6℃、斜里30.5℃、女満別と網走30.4℃などAMEDAS 9地点で真夏日を観測。北海道東部を中心に平年より18~19℃も高く異常な高温です。今夜には寒冷前線が南下するため、気温がぐっと下がりそうです。

今週は天気も安定していたので、昨日は休暇を取得して栃木県福島県境の三本槍岳に登ってきました。朝は多少冷え込んだものの、日の出以降は半袖でも十分な陽気で、平年より遅れて始まった紅葉を満喫してきました。膨大な写真を整理する時間が無いため、その様子は後日3回に分けて記事にする予定です(当日YAMAPに投稿済)。リンクを張りましたので、山に興味のある方をこちらをご覧ください。

そして関東地方南部でも今日は夏日となり、最高気温は八王子28℃、青梅28.8℃を観測。空気が乾いているので蒸し暑さは無く、日陰ではしのぎやすい陽気です。10月に突入したので、今日の午前中に高尾霞台までトクトクブックのスタンプを押しに2時間ほど散策に出かけてきました。

9月と同じほぼルートで、裏高尾から蛇滝経由で霞台へ向かい、途中2号路、浄心門、1号路と迂回してケーブル高尾山駅でスタンプ、そして1号路を下るというコースです。蛇滝からの登山路も下りの人が多く、1号路は多くのハイキング客が登ってきました。

 

裏高尾へ向かう途中、高尾駅南口の大光寺に立ち寄ります。暦通り十月桜が咲き始めています。

 

途中、あちらこちらで金木犀の甘い香りを感じました。

 

蛇滝へ向かう途中、濃いピンク色のミゾソバの群生地があります。

 

しばらく登ると、ツルギキョウの花が咲いていました。

 

こちらは実と花。さらに登ったところにもツルギキョウが群生していました。昔ジイソブの花を見かけた記憶があるので探してみましたが、今日は見つかりませんでした。この周辺ではツクツクホーシの大合唱。10月だというのに。。。

 

カシワバハグマ?が1輪開花していました。似たような花がたくさんあるので自信ありません(汗)

 

2号路に分岐してしばらく歩くと、ノササゲの黄色い花を見つけました

 

さらに歩くとカシワバハグマに似た花が咲き始めていました。花のつき方と葉の形から類推するとオクモミジハグマかな?

 

混雑する1号路に合流して浄心門近くの切り株に向かいます。秋祭りのオブジェでした。周りのトンボが可愛い。

 

手前には木の実が並んでいます。

 

十一丁目茶屋の横からの眺めは夏のように霞んでいます。江の島(右端)や三浦半島(正面)はかすかに見える程度です。

 

ケーブル高尾山駅で目的のスタンプ(10月の絵柄は先ほど見たオクモミジハグマ)を押してから北側を眺めます。全く紅葉していません。最低気温が10℃を切らないと色づきません。今年の9月は10℃どころか15℃を下回らない朝が続いています。

 

1号路を下る途中で見かけました。カシワバハグマかな?

 

金毘羅台園地に到着。正面に八王子の街並み、そして右奥には都心のビル群が霞んで見えます。

 

東京スカイツリーと新宿のビル群

 

東京タワーはうっすら(ブログアップすると解像度低下のため認識不可)。その左の工事中?の高層ビルは見る度に高くなっている印象。どこのビルでしょうか。。。

 

1号路でのノササゲを見かけました

 

1号路の清滝近くで見かけたイヌショウマ

 

ツリフネソウの群生地。まだ元気に咲いていました。今日はキツリフネを見かけませんでした。

 

昼前の清滝駅前広場の様子

 

高尾山口駅へ向かう途中、新しいお店がプレオープンしていました。山の家「TMH.(TAKAO MOUNTAIN HOUSE)」です。一般民家をリニューアルして作られたようです。時間が無いので今日は立ち寄りませんでした。

 

コーヒーとクラフトビールコーナーも併設

 

高尾線開業55周年の記念HMが高尾山口駅に掲げられていました。もしかしたらこのデザインのHMを掲出した電車が運用されているかもしれません。今日はHM車探しはせず、狭間駅で来年度の卓上カレンダーを購入して自宅へ戻りました。

 

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高尾山霞台までスタンプ押しに散策 2022.9.3

2022-09-03 20:37:42 | 高尾山・陣馬山

今日は秋雨前線が一時的に南下したため秋の空気に包まれました。八王子では最低気温21.1℃、最高気温27.6℃とこの時期らしい陽気の一日でした。今日の午前中は珍しく用事がなかったので、高尾山トクトクブックのスタンプを押しに霞台まで散策してきました。

一通りの家事が終わった10時過ぎに自宅を出発して裏高尾まで歩きます。蛇滝口から1号路に登り、2号路を経由して浄心門から1号路を清滝口へ下る2時間コース。この時期は花が少ないため、キョロキョロせずにサクサク歩きます。しかし蛇滝口からの登りは湿度が高いため汗だくになってしまいました。蒸し暑さの中に響くツクツクホーシの鳴き声が夏の終わりを告げています。

 

2号路ではヤマアジサイが元気に咲いていました。

 

中央の両性花が無く、装飾花だけが咲き残っています。

 

浄心門近くの切り株のオブジェ。今日は雨よけのビニールを被っていました。中央にお月見のウサギがいるのですが、写真ではよくわかりません。

 

十一丁目茶屋横からの横浜方面の眺望。ランドマークタワーがうっすらと見えています。南側の江の島は肉眼では見えませんでした。

 

ケーブル山頂駅でトクトクブックに9月のスタンプ。近くにいた男の子に押してもらいました。

 

霞台ではヤマハギが咲き始めていました

 

1号路に咲くナガバノコウヤボウキ

 

金毘羅台まで下ってきました。霞の先にうっすらと東京都心のビル群が見えます。

 

写真には写りませんが、肉眼ではうっすら東京スカイツリーが見えていました。

金毘羅台からは足元に咲く花を見ながら下ります。

 

一番多くみかけたキンミズヒキ

 

フジカンゾウ

 

ヤマホトトギス

 

キツリフネは1輪だけ見かけました。昔は1号路にもっと群生していた記憶があるのですが、今年は花が少ないようです。

 

ヒマワリ風鈴。高尾山口駅の券売機の横で見かけました。

 

最後は、午後、歯医者の帰りに自宅近くの上椚田橋で見かけた高尾山トレイン。高尾山ビアマウントのヘッドマークを掲げていました。

 

 

 

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ヤマユリ咲き始めた高尾山霞台まで散策 2022.7.8

2022-07-09 15:05:09 | 高尾山・陣馬山

台風4号から変わった低気圧が関東の東海上で停滞中です。低気圧は一時的に強まったオホーツク海の高気圧に押し戻さるように北西に進み、一時的に北東からの涼しい空気が関東地方に流れ込んだため先週までの猛暑は影をひそめ、梅雨明け後の戻り梅雨のような過ごしやすい陽気が続いています。

昨日は高尾の自宅で在宅勤務でした。八王子の最高気温は30.9℃と平年より高めですが、日差しが少なく湿度も低めで、蒸し暑さは感じませんでした。少し長めの昼食休憩を頂いて、高尾山の霞台まで散策してトクトクブックのスタンプ(7月)を押してきました。

 

久しぶりに訪れた高尾駅前の大光寺。蓮の花が咲いていました。

裏高尾を散策し、蛇滝口から霞台を目指します。目的の花はまだ咲いていませんでした。今年は6月末から7月初めにかけて記録的猛暑に見舞われましたが、5月から6月前半にかけて気温が低めに経過した影響で、草花の成長は例年より若干遅いようです。蛇滝付近のイワタバコもまだ蕾が見当たらず、開花は7月下旬になりそうです。

 

霞台へ向かう途中、ヤマアジサイが開花していました。

 

別名はサワアジサイ。装飾花の萼片は3~4枚です。

 

アカショウマも咲いていました

 

霞台を見上げると、ヤマユリが開花していました。今年初めて見るヤマユリは、何と高尾山でした。

 

まずは浄心門近くの切り株へ向かいます。手の込んだオブジェです。カエルの表情も可愛いい。ピカチューまでいました。なぜかお賽銭がたくさん置かれていました。

 

1号路を歩いていると、崖下に見慣れない花が咲いていました。

 

久しぶりに見るツチアケビです。ほとんど終盤で、上のほうの花が咲き残っていました。

 

ツチアケビの花をズーム。梅雨時に1号路でたまに見かける腐生植物です。数年ぶりにお目にかかりました。花が終わると赤い実をたくさんぶら下げるので、より目立ちます。

 

スタンプを押しにケーブルカーの高尾山駅に向かいます。途中の斜面でヤマユリが咲いていました。先ほど見上げた花とは別で、このエリアでは2輪開花していました。

 

ケーブル終点の構内に植栽されたヤマユリは元気が良く、すでに数輪開花しています。

 

今月のスタンプを押します。7月の花はキツリフネ。昨日はまだ見かけませんでした。

 

昨日の霞台からの眺望を紹介しておきます。意外と空気が澄み、比較的遠くまで見渡せます。こちらは横浜方面。

 

十一丁目茶屋の横から江の島と相模湾を遠望。うっすら三浦半島まで見えています。その先の房総半島はさすがに認識できません。

 

続いて東京都心方面。

 

東京スカイツリーをズーム。前日夜の茨城県の雨引観音から見た姿に比べると、はるかに近くに見えています。

 

高尾山ビアマウントの開店は13時。早くも入場待ちの行列が出来ていました。

 

こちらは待ち時間ゼロで購入した天狗焼き。1個180円に値上げされていました。原料の高騰で仕方ないですね。この値段以上の価値あります。

 

 

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高尾山3号路のムヨウランとイナモリソウが見頃 2022.6.3

2022-06-03 21:58:35 | 高尾山・陣馬山

日本列島上空に寒気が流入して天気が不安定になっています。今日の午前中は青空が広がったものの、午後から雷鳴が聞こえたり、にわか雨がぱらついたりしました。今週は金曜日が在宅勤務の日なので、早朝に高尾へ戻ってきました。途中の圏央道の狭山、入間付近からは富士山の姿が見えました。

午前中は天気が良く、打ち合わせが入っていないため、長めの昼食休憩時間を頂き、先週に続いて高尾山を散策してきました。今日の目的はトクトクブックのスタンプと3号路に咲くムヨウラン、イナモリソウです。実は、6月の高尾山では様々な花を楽しむことができるのです。どれも地味な花ばかりで、あまり知られていないようです。

 

時間節約のため今日はケーブルを利用します。

 

ケーブル山頂駅で6月のスタンプを押してから1号路を登ります。浄心門手前の切り株のオブジェ。先週の悲し気なカタツムリは撤去されていました。

 

1号路沿いではサイハイランが満開です。この株は先週も紹介しました。

 

茶屋の手前にも咲いています。

 

薬王院参道の杉並木にやってきました。天狗の腰掛杉の上を見上げます。先週も紹介したセッコクが満開です。さらに上のほうにも白い塊が見えていました。肉眼で確認できるのは3か所。帰宅後写真を確認すると、さらに奥のほうに2か所で咲いていることを確認しました。真ん中の塊の下と右下です(ブログにアップすると写真の解像度が落ちるのでわかりにくいです)。

 

右下のセッコクをズーム

 

真ん中のセッコク。花の密度が濃そうです。

 

そして先週は見つけられなかった左上のセッコク

セッコク観察はこれくらいにして先を急ぎます。

 

富士道経由で山頂へ向かいます。富士道沿いのムヨウランは、一株開花が始まっていました。ここで咲き始めると標高の低い3号路で見頃を迎えるので期待できそうです。

 

富士道でもサイハイランがいたるところで咲いています

 

ウメガサソウはまだ蕾。開花する気配がありません。1号路を含めて何か所か探しましたが、どの花も蕾でした。来週末あたりにボチボチ開き始めそうです。ウメガサソウはひたち海浜公園で大株を数多く見ることができるので、そちらに期待ですね(オオウメガサソウも咲いています)。

 

高尾山頂に到着。早朝に圏央道から見えた富士山は雲の中です。

 

山頂からは5号路を経由して富士道を下り3号路へ向かいます。富士道に咲くサイハイラン。

 

3号路に入るとイナモリソウが姿を見せます。

 

花びらの形がスリムがイナモリソウ

 

しばらく歩いてムヨウランの群生地に到着。期待通り、多くの花が咲いていました。

 

ムヨウランは腐生植物で、腐葉土の菌類と共生することで養分を得て成長します。黄褐色で枯れたドライフラワーのような花が咲きます。

 

とても地味なので、その存在と場所を知らないと出会うのが難しい花です。

 

ざっと見た感じ、この一帯だけに30本近い花が咲いていました。

 

不思議な植物です。似たような花にトサノクロムヨウランがあり、こちらは梅雨明け後の7月~8月に咲きます。高尾山で見たことはありませんが、近くの大戸緑地で出会ったことがあります

 

しばらく歩くと日当たりの良い場所にさしかかります。そこはイナモリソウの群生地です。

 

3号路のイナモリソウはちょうど見頃を迎えていました。

 

3号路ではあまりサイハイランを見かけません。2号路との合流地点の手前で咲いていました。

浄心門手前で1号路に合流し、帰りはケーブルカーを利用せずに1号路を下ります。

 

1号路でもイナモリソウが開花。6裂の花と5裂の花が並んで咲いていました。

 

1号路でも数多くのイナモリソウを見かけました。

 

最後は1号路の終点近くのセッコクの花です。2週間前からまだ咲き続けています。今年は花の開花期間が長いようです。

 

多分、今年最後となりそうなセッコクの花をズーム。今年のセッコクは例年に比べて花数が少ない印象。来年に期待しましょう。

 

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高尾山6号路を再び散策 2022.5.29

2022-05-30 20:54:43 | 高尾山・陣馬山

昨日は北関東地方を中心にフェーン現象が発生して、群馬県高崎(上里見)と栃木県佐野で最高気温が35.2℃と猛暑日を記録。八王子でも最高気温30.1℃と今年初めての真夏日となりました。湿度が低くからっとした暑さで、過ごしにくさはありません。

この暑さの中、午前中に奥さんを連れて高尾山へセッコクの様子を見に行ってきました。一度も見たことがないというので、至近距離で見ることできる6号路を選択しました。

 

昨日もハイキング客が多く、あちこちで渋滞が発生していました。ようやくセッコクツリーに到着。土曜日よりも花数が少し増えた印象です。初めて見た奥さんは目を白黒させていました。

 

満開を迎えた6号路のセッコク。今年は少し花数が少ない印象です。

 

セッコクは樹上の間借り人と呼ばれています。木に付着して生育する着生植物ですが、寄生植物とは異なり付着した植物から養分を吸収することはありません。高尾山6号路では杉の老木の枯れかかった枝に着生することが多いようです。セッコクは胞子のようなとても小さいタネをつくり、小さく軽いタネは風にのって飛んでいき、 成長するのにちょうど良い環境の場所にたどりついたタネだけが芽を出すことができるそうです。

 

少し上流まで足を延ばす途中、巨大なミミズを発見。通りかかった皆さんも足を停めて、スマホで記念撮影していました。

 

大山橋方面へ向かった途中の杉の大木の枝に着生する姿。今年3回目の紹介となります(笑)。花数もかなり多くなりました。ここで折り返し、今度はセッコクを左側に見ながら下ります。

 

山アジサイが開花しました。

先ほど見たミミズを探しましたが、わずか10分の間に姿を消していました。

 

セッコクツリーの近くで周囲の木の枝を探します。セッコクの花は長い茎の先に咲きます。空気中から吸収した水分が長い茎に蓄えられています。

 

枝の先に着生して空に向かって咲きます。

 

この杉の老木にも多くの花が咲いていました。

 

花の中央が緑色っぽく見えます。

 

休憩所まで戻ってきました。沢の向こうにジャケツイバラの花が咲いています。

 

ジャケツイバラの花をズーム

 

この場所でもセッコクの花を見ることができます。6号路を上って最初の休憩地点です。

 

やっと見つけたサイハイラン。6号路ではなく、妙音橋から下った地点でひっそりと咲いていました。

 

戦国時代の武将が指揮をとるときに使用した采配に花の形が似ていることから名づけられたそうです。奥さんを案内するために、いろいろ事前に調べていったのです(笑)

 

セッコクの花を間近に見れる場所があるので、ケーブルの清滝駅に寄り道。昔、台風で倒木した6号路の杉の木に着生していたセッコクを桜の木に移植したものです。

 

12時近くなったので、以前から気になっていた「すみれ庵」で昼食としました。4月にオープンしたばかりの、おいなりさんと甘味のお店です。店内の2階で食事をとることも可能です。

 

高尾すみれ椀(素麺)といなりのセットを注文しました。

 

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高尾山1号路・6号路に咲くセッコク 2022.5.28

2022-05-28 14:25:45 | 高尾山・陣馬山

昨日は日本列島を気圧の谷が通過して、八王子では60mmを超える降水量を観測しました。昨日夕方から天気が回復し、今日は雨上がりの爽やかな初夏の陽気で、気温も27℃を超える夏日となっています。久しぶりに夕方から都心へ外出する予定があるので、午前中に高尾山を散策して1号路と6号路に咲くセッコクの様子を見てきました。

 

10時頃の清滝駅前広場の様子。大勢のハイキング客でにぎわっています。さっそく1号路を登ります。

 

1号路最初のセッコク観察ポイントです。先週すでに見頃を迎えていて、そろそろ終盤となっています。近年の中では花数が少ない印象です。

 

少し先から振り返ります。

 

上のほうに咲くセッコクをズーム。満開です。

 

スマホでは厳しいので、コンデジでのズーム写真となります。

なお、先週紹介した20~30m以上の高さの枝に咲くセッコクは午前中は逆光となるので観察には不向き。1号路のセッコクは全般的に午後がおすすめです。

 

午前中の青空に映える樹上のセッコクはこちら。1号路の真上の杉の木のてっぺんに着生しています。この方角は午後に逆光になってしまうので午前中がおすすめです。あまり知られていないようです。

 

1号路のイナモリソウは中腹で開花していました。上のほうではまだ蕾でした。

 

霞台にやってきました。東京方面の眺望です。雨上がりのために霞んでいます。

 

うっすらと東京スカイツリーが見えています。夕方にあちらの方面へ出かけます。

 

横浜方面の眺望。横浜ランドマークタワーがうっすらと見えていました。江の島や相模湾は霞んでいて見えません。

 

毎回紹介している浄心門手前の切り株上のオブジェ。昨日は風の中、ビニールで覆われていたのでしょうか・・・

 

男坂の階段脇で咲き始めたサイハイラン

 

こちらは階段の上に咲いていました

 

薬王院参道にやってきました。天狗の腰掛杉の1本手前の杉の大木を見上げると、高さ20mほどのところにセッコクが咲いていました。

 

続いて天狗の腰掛杉。この写真ではよくわかりませんが、上のほうにセッコクの塊が二つ見えています。

 

コンデジでズーム

 

右側の枝に着生するセッコク

 

こちらは左側のセッコク。満開です。

 

天狗の腰掛杉の一本先の大木にもセッコクが着生しています

 

薬王院の仁王門前から正面にそびえる杉の大木を見上げます。左側の木の樹上にも白い塊が見えています。

 

コンデジでズーム。予想通りセッコクです。

 

富士道を利用して山頂へ向かいます。ムヨウランはまだ蕾でした。今日のような暑さが続けば来週には開花しそうです。

 

ウメガサソウも、もうすぐ開花しそう

 

富士道にもサイハイランが咲き始めています

 

セッコク咲く樹上や花を見ながら1時間30分かけて山頂に到着。丹沢や富士山には積雲がかかっています。

 

富士山は北側の稜線のみ姿を見せていました。

 

滝子山の北側には残雪の南アルプスを遠望します。

 

下りは稲荷山コースを途中まで下ります。5号路合流地点から6号路方面の分岐地点まで、いつの間にか木道が整備されていました。今日のように雨上がりの日には泥濘を気にすることなく歩けるので助かります。

 

途中で6号路へ左折して、登りのハイキング客とのすれ違いに配慮しながら下ります。6号路のイナモリソウはまだ蕾でした。蕾が多かったので来週には満開となりそうです。

 

一番上流地点でのセッコク。満開です。

 

大山橋の近くで杉の木の樹上を見上げるとセッコクの花を発見。ここで見かけるのは初めて。まさにドキドキの瞬間です。

 

しばらく下ると、今週日曜日に紹介した樹上のセッコクの観察ポイント。次々と登ってくるハイキング客を気にしながら振り返り、樹上を見上げます。例年より花数が少なめの印象。左側の枝に着生するセッコクは満開が続いていました。

 

左側の枝をズーム

 

さらに下り、セッコクツリーの前に到着。大勢の方が足を止めて眺めていました。

 

今週日曜日に比べて開花が進み、ほぼ満開となっています。

 

たくさんのセッコクが咲き乱れています

 

毎年美しい姿を見せてくれます

 

隣の杉の木の枝にも、数多く着生しています

 

最後にもう一度セッコクツリーを眺めます。今日の午後は気温が上がり、明日は真夏日の予想。明日にはさらに花数が増えているのではないでしょうか。

6号路を下山し、清滝駅前到着は12時ちょうど。2時間30分の散策でした。

 

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高尾山6号路のセッコクはまだ咲き始め 2022.5.22

2022-05-22 16:27:19 | 高尾山・陣馬山

今日は曇りベースながら昼前から青空が広がり八王子の最高気温は25.1℃と夏日になりました。午前中に時間を確保できたので、一昨日に続き高尾山麓を散策してセッコクの開花の様子を見てきました。今日は6号路を大山橋の手前まで行き折り返すコースです。

 

10時過ぎの清滝駅前広場の様子。6号路や稲荷山方面へ向かうハイキング客が多そうな気配です。

 

清滝駅前に「すみれ庵」という新しいお店が出店していました。おいなりさんのお店です。店頭にはムササビの「ももちゃん」のキャラクタがお目見えしています。

 

6号路を登ります。琵琶滝の近くにはハンショウヅルが1輪咲いていました。

最初の休憩所付近では、まだセッコクは咲いていません。蕾も少なく、あと1週間から10日後になりそうです。

 

2番目の観察ポイントにやってきました。最盛期には白いセッコクで覆われる杉の木。こちらもまだのようです。

 

よく見ると、少しずつ開花が始まっているようです。

 

さらにズーム。今週は気温がそれほど上がらない予報なので、週末に見頃を迎え、ピークは来週になりそうです。

 

蕾が密集する株をズーム。蕾が膨らみつつあり、ようやく開花が始まった段階です。

さらに上流へ進み、第3の観察ポイントへ向かいます。

 

うっそうとした6号路を進むとモズクのような植物が現れます

 

その先が第3の観察ポイント。正面の木の上のほうにセッコクが咲いていました。日当たりが良いため開花が早いようです。

 

4か所にセッコクの塊が見えます

 

左側に張り出した枝に着生する3つの塊をズーム。かなり開花が進んでいます。

 

こちらは中央の手前に張り出す枝に着生するセッコク。これから花数が増えそうです。

 

少し先へ進み、再び頭上を見上げます。第3の観察ポイントのセッコクも今週末からがピークでしょう。

大山橋を越えてさらに上流に登るともう一か所観察ポイントがあります。今日は時間が無いためここで折り返して大急ぎで戻ってきました。今年の5月は気温がここ10年で比較すると低めに経過していますが、高尾山のセッコクの開花は平年並みのペースで開花が進んでいます。今週末には6号路だけでなく1号路薬王院参道の杉の大木でもセッコクが見頃を迎えていそうです。

 

 

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高尾山1号路のセッコクとイナモリソウ開花 2022.5.20

2022-05-20 20:48:08 | 高尾山・陣馬山

今日は高尾の自宅で在宅勤務でした。いつものように昼食休憩を長めに取得して、高尾山霞台まで散策してきました。今日の目的は1号路で咲き始めたセッコクとイナモリソウです。また、今週日曜日に高尾山を訪れた望さんから、セッコクのドキドキ感が無かったと報告されていたケーブル高尾山駅のセッコクが満開になったのではないかと思い、そちらの様子も見にいくことにしました。

 

自宅から高尾駅を経由して小仏川の遊歩道を歩いているときに見かけたサイハイランの蕾。あと数日で開花しそうです。裏高尾の遊歩道沿いでは数多くのサイハイランが見られるのですが、今日見かけたのはこの1株のみ。時期的にまだ早いのかもしれません。

 

裏高尾ではいつの間にかハナウドの季節となっていました。

 

蛇滝口から霞台へ登り、まずは浄心門近くの切り株へ向かいます。カタツムリ、ツバメ?、菖蒲?のオブジェでした。

 

天気は薄曇りで霞んでいるため、遠くは見えません。

 

西側には北高尾方面の山並み

 

ケーブル高尾山駅の桜の木に着生させたセッコクを見下ろします。日曜日にはドキドキ感が無かったと報告があったセッコク。今日はほぼ満開のようなので、近くに行ってみることに。

 

ホームの横から見上げます。右上の塊の中にピンク色の花が目立っていたので、この塊を見下ろす場所に移動します。

 

ピンク色の花を遠くからズーム。とても綺麗なセッコクですが着生させたランなのでドキドキ感は50%です(笑)。台風で倒木した6号路の杉の老木から移植したと、昔駅員から伺いました。

 

満開のセッコクを見てから1号路を下ります。

 

ウメガサソウの蕾が膨らんできました。開花まであと2週間くらいかな。

 

1号路を下るとイナモリソウの群生地が左手にありますが、そこはまだ蕾。金毘羅台方面と1号路が分岐する近くまで下ると、一輪イナモリソウが咲いていました。

 

さらに下り、金毘羅台からの道と合流する直前でも二輪咲き始めていました。

 

さらに下ると3輪の花。ほぼ平年並みの開花です。

 

最後は1号路の杉の木に自生するセッコクの花。予想以上に開花が進んでいました。

 

杉の木を見上げると樹上に点々と白い塊

 

セッコクの塊をズーム

 

少し下って反対側から別な木を見上げます。満開までもう少し。来週半ばには花数が増えて見頃になりそうです。

 

こちらは樹上30m以上のところの枝に着生するセッコク。1号路を下りながら見上げないとわからない角度です。

 

さらにズーム

 

こちらは一番清滝寄りの杉の木に着生するセッコク。さらに高い40~50mのところに咲きます。この高い位置に見つけるとドキドキ感が100%に高揚しますね。コンデジで思いっきり引き寄せてみました。フォーカスもばっちりです。

今日は時間が無いため6号路を訪れることができませんでした。想定よりも開花のペースが早まっているので6号路も開花が始まっている可能性が高そう。今週末は予定があって厳しい状況ですが、もし時間を捻出できたら6号路のセッコクの様子を見に出かけてみる予定です。

最後に今日見かけたケーブルカーのヘッドマークを紹介しておきます。

 

もみじ号には「高尾」のヘッドマーク

 

高尾をズーム

 

あおば号には「陣馬」のヘッドマーク

 

陣馬をズーム

京王線にも高尾と陣馬のヘッドマーク車が走っているようです。高尾号は15日に紹介しました。陣馬号はまだ遭遇していないので、今週末に探してみることにします。

 

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新緑の高尾山から裏高尾散策 2022.5.2

2022-05-02 17:46:43 | 高尾山・陣馬山

昨日冷たい雨を降らせた気圧の谷は東海上へ抜けました。朝のうち低い雲に覆われたものの昼過ぎからは青空が広がり、爽やかな五月晴れとなっています。八王子では最低気温7.8℃、最高気温18.6℃と快適な一日でした。日本列島上空には寒気が流れ込み、午後から北多摩から埼玉県方面で雷雲が発生して不安定な天気となっています。多摩南部は大きな影響なく経過しそうです。

今日は連休の谷間。午後から用事があるため、青空が広がる前の午前中に高尾山までとくとくブックのスタンプを押しに行ってきました。

 

9時40分の清滝駅前の様子。ハイキング客はそれほど多くありません。6号路を上り、山頂から1号路を下り、スタンプを押して下山する予定でした。ところが、今日は遠足や課外学習の団体さんが非常に多く6号路はアリさん行列状態。先が思いやられるようなので、琵琶滝で方向転換して霞台に上り、1号路と富士道で山頂へ向かい、裏高尾方面へ下山するルートに変更することにしました。

 

サクサクっと霞台に登り、まずは南側の展望。相模湾方面は青空が広がり快晴。でも霞んでいます。江の島の先に三浦半島を遠望。目を凝らすと房総半島もうっすら見えていました。肉眼で認識できてコンデジズーム写真にもそれなりに映るのですが、ブログにアップすると解像度が劇的に低下するため全く見えません(笑)。

 

ケーブル高尾山駅へ向かい、5月のスタンプを押します

 

北高尾方面の新緑。上空は灰色の雲に覆われています。北関東方面は快晴で埼玉県北部の山並みもくっきり見えています。令和元年初日(5月1日)と同じような天気状況です。あの時は残雪の奥日光や尾瀬の燧ケ岳を鮮明に遠望できましたが、今日は霞んでしまい北関東の山々は全く見えません。少し期待していたのですが残念です。

 

東京都心方面。うっすらと東京スカイツリーや都心のビル群が見えています。やはり霞んでいて物足りなさを感じます。

気を取り直して先へ数みます。

 

浄心門手前のオブジェ。柏餅、兜、鯉のぼりがお目見えです。金太郎と熊さんの表情が可愛いですね。昨日は雨だったので、今朝飾ったのでしょうか。いつも楽しませて頂きありがとうございます。

 

新緑がまぶしい薬王院にやってきました

 

仁王門下の八重桜は雨で散ってしまいました

 

薬王院のシャクナゲ園に寄り道します

 

下のほうでは見頃を迎えていました。日当たりの良い上のほうでは既に散ってしまった様子。今年は開花が早かったようです。

 

富士道を経由して5号路を歩きます。スミレは終わっていました。5号路で見かけた白いキランソウです。

 

シュンランは、ほとんど咲き終わっていました

 

山頂に到着。丹沢や富士山は雲の中でした。今日は眺望が今一つなので、もみじ台、一丁平ともに立ち寄らず、北側巻き道を歩き、萩原作業道を下山し、日影沢へ向かいます。

 

日影沢へ向かう途中で見かけた見られない花です。道端で保護されている様子でした。帰宅後に調べたところ、サツキヒナノウスツボのようです。今まで何回か見かけたことがあるかもしれません。

 

ラショウモンカズラも数多く見かけました

 

キャンプ場へ下る途中、木の上のほうを探すと、黄色いカヤランが咲き始めていました。

 

木の幹の上でも点々と咲き始め

 

あと1週間もすれば花数が増えてくるでしょう。今年はかなり開花が早いようです。

 

この時期、高尾山の楽しみといえば、以下に紹介する花です。今年も咲いていました。詳細な場所は非開示です。

 

まずはエビネラン。この花は富士道で見かけました。ズーム撮影しているので普通に歩いていてはわかりません。5月中旬になると小仏城山方面では数多く見かけます。

 

一方、以下の花は保護観察中です。

南高尾の神社の近くに、この花の群生地があります。もう終わっているかな?

 

開花すると強烈な匂いがするのですが、この場所に咲く花は全く匂いません。先日訪れた八溝山に群生地があるという話を聞いたことがあります(見たことはありません)。しかし盗掘により花数が減ってしまったようです。東京都檜原都民の森の保護区域では数多くの花を見かけたことがあります。

 

日影からバスに乗ろうと思ったら40分待ち。仕方ないので自宅まで歩いて戻ることにしました。途中、民家の庭先できれいなセッコクの花が咲いていました。高尾山で樹上にセッコクが見られるのは5月下旬。今年は早いかもしれません。

 

新緑の中を泳ぐコイノボリ

 

小仏川沿いの遊歩道では早くもマルバウツギが咲き始めました。今年は4月中旬が高温だったので、初夏の訪れが早そうです。

 

オドリコソウも満開

 

帰りに大光寺に立ち寄ります

 

枝垂れ桜の木の下には数多くの花が植えられています。キエビネが満開。

 

藤の花は終盤。そういえば例年この時期に裏高尾で見かける藤の花を全く見かけませんでした。今年は既に咲き終わり散ってしまったようです。

 

大光寺ではカエルさん大集合でした。

 

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