今日は冬晴れの朝が戻ってきました。笠間では最低気温-3.6℃まで下がっています。ついこの前に満月を迎えた月は次第に細くなり、今朝は月齢26.5。地球照が肉眼でも見えそうなので、コンデジを持参して早朝散歩に出かけてきました。
5時45分、常磐線陸橋に到着しました。今朝も東海上に雲が出ています。昨日通過した低気圧の雲がなかなか去ってくれません。15度くらいの高度に月と金星が並んで輝いています。金星の左下に火星が見えるはずですが、肉眼でも写真でも認識できませんでした。
月齢26.5の細い月。肉眼でも地球照がはっきりと見えました。手持ちのコンデジでは長時間露光できないので、この程度写れば十分でしょう。
早朝散歩を終えてアパートへ戻り友部駅へ向かいます。1月上旬に比べると日の出が20分以上早まっていて、6時15分になるとマジックアワータイムが終わりかけています。
この明るさになると、地球照はほとんど見えなくなります。
明日の朝は月齢27.5。月の出は5時30分頃です。湿った風が吹いて東の空に雲が広がりそうですが、雲の上から赤い月の出が見られるかもしれません。先月(1月10日)には初めて月齢28の撮影に成功しました。その時よりは条件が良さそうです。
ところで、月曜日には関東地方で本格的な雪になったようです。高尾の自宅では奥さんから布団みたいと連絡が入ったので10cm以上は積もったようです。茨城県では一時白くなった程度で水戸の積雪は1cmでした。友部では水戸より早く気温が上昇したため、夕方の帰宅時にはかなり融けていました。同じ茨城県でも県西地域では大雪警報が発令され、古河周辺では7~8cmの積雪となったようです。
昨日は曇り空のため気象衛星の画像では雲しか写っていませんした。雲が切れて放射冷却が強まった今朝は、関東平野の西半分が雪に覆われている様子がトゥルーカラー再現画像ではっきりと認識できました。上は千葉県北西部から茨城県西部、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、山梨県の平野部が白く見えています。東京から埼玉県の山間部は森林の緑色が強調されて見えています。杉やヒノキの常緑樹が雪で覆われてしまうほどの降雪量ではなかったようです。