ウリパパの日記

自由気ままに・・・

茅ヶ岳登山(3) 草花編2 2017.5.2

2017-05-03 11:34:44 | 山登り
続いて、茅ヶ岳への往復の途中で見かけた花を紹介します。登山道入り口駐車場の標高は950m。東京より季節の歩みが一か月ほど遅く、ちょうど新緑が芽吹き始めたところです。


整備された登山道を緩やかに登っていきます。ニリンソウは蕾、スミレを観察しながらの登山です。


舗装道路を横断してすぐのところでヒゴスミレを見つけました。


ヒゲネワチガイソウです。花びらの数が5枚、6枚、7枚などさまざまです。


アケボノスミレも数多く咲いています。


約20分で水場に到着。


ここから先はエイザンスミレが目立ちます。


ヤマエンゴザクの群生


ネコノメソウの可憐な花


ヒナスミレ


大岩から生えている木。根性あります。


出発して50分で女岩の手前に到着。標高1330m。ここから山頂まで約1km。標高差400mを一気に登ります。


ハシリドコロが群生しています。これは猛毒の野草です。


長い登りが続いて尾根道に出ました。深田久弥さんの碑です。


約90分で山頂に到着。山頂付近はまだ冬のたたずまい。日当たりの良いところではフデリンドウが咲いていました。40分ほど休憩して周囲の山の眺望を楽しんだ後、南アルプスを正面に見て尾根道経由で下ります。

帰りに、4年前に訪れたときに見たオキナグサの自生地に寄り道。鹿よけのネットが張られて保護されていました。柵の外から見る限りオキナグサの姿はありませんでした。今年は春の訪れが遅いので、これから姿を現すのでしょうか。


標高が下るにつれて木々が芽吹き、春の兆しがみられるようになります。


足元には開き始めたセンボンヤリ。


しばらく下るとアケボノスミレが沢山咲いています。


ヒゴスミレを発見。


舗装道路の合流地点まで下ると、日当たりの良いところではフデリンドウが満開


すぐ近くに大きな紫色のスミレが咲いていました。あまり見かけないスミレです。帰宅後に図鑑を調べたところ、サクラスミレのようにも見えます。あまり自信ありません・・・

日当たりの良い尾根道ではスミレが沢山咲き始めていました。山頂から花を観察しながら下ってきたので、駐車場まで約70分を要しました。

さて時間は10時30分。次はどこへ行こうか。
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茅ヶ岳登山(2) 眺望編2 2017.5.2

2017-05-02 22:56:14 | Weblog
続いて、八ヶ岳から奥秩父の山並みを紹介します。編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳と続き、その東側は正面の金ヶ岳の稜線に隠れてしまいます。


阿弥陀岳(2805m)、赤岳(2899m)、横岳(2829m)をズーム。


金ヶ岳の東には、横尾山(1838m)から小川山(2438m)と山梨県、長野県境の山並みが続きます。


横尾山の左奥に、遠くの山並みが見えます。


方角から推定すると、高峰山(2106m)から篭ノ登山(2228m)あたりでしょうか。あまり自信ありません。


黒斑山(2404m)から前掛山(2524m)、浅間山(2568m)です。まさか茅ヶ岳から浅間山が見えるとは想像していなかっただけに、驚きです。


北から東にかけては、瑞牆山(2230m)、小川山(2438m)、金峰山(2599m)、国師ヶ岳(2592m)と奥秩父の主峰が連なっています。


瑞牆山から金峰山にかけての雄大な姿。


金峰山です。昨日は雪が降ったみたいです。


五丈岩をズーム


奥秩父連山の南には大菩薩の峰々、さらに先にはうっすらと丹沢の峰々が見えています。

今日は天気に恵まれ360度の大展望を楽しむことができました。きっと、先日訪れた八溝山からは東北の山々を遠望できたことでしょう。

続いて登山の途中で見かけた花を紹介します。
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茅ヶ岳登山(1) 眺望編1 2017.5.2

2017-05-02 22:22:12 | 山登り
日本列島は大きな移動性高気圧に覆われ五月晴れとなりました。昨日の雷雨で空気が入れ替わり、湿度が低く爽やかな一日でした。今日は好天の中、山梨県の茅ヶ岳に登ってきました。

6時10分に自宅を出発。高尾山ICから高速道路を利用し、韮崎ICで降りて深田記念公園駐車場に7時25分に到着しました。平日にもかかわらず駐車場はほぼ満車です。駐車場から林道と女岩を経由して約90分で標高1704mの茅ヶ岳山頂に到着。空気が澄み渡り360度の展望に恵まれました。


南には甲府盆地の先に雄大な富士山。富士山手前の東側には三つ峠、黒岳、西側には竜ヶ岳、毛無山を従えています。


富士山をズーム。


更にズーム。逆光にもかかわらず、鮮明な姿を見せていました。


西側には南アルプスの山並み。


南側の雪を頂いた山は、左から上河内岳(2803m)、聖岳(3013m)、赤石岳(3121m)、悪沢岳(3141m)。


辻山(2585m)から薬師岳(2780m)の背後には、白銀に輝く広河内岳(2895m)、農鳥岳(3026m)、間ノ岳(3190m)。


鳳凰三山の薬師岳、観音岳(2841m)、地蔵岳(2764m)が手に取るように見えます。観音岳の左奥は間ノ岳、右奥が北岳(3193m)です。北岳は薬師岳の稜線と重なり分かりにくいかもしれません。


さらに仙丈ケ岳(3033m)、甲斐駒ケ岳(2967m)と大パノラマが続きます。


甲斐駒ケ岳をズーム。


北側には乗鞍岳から北アルプスのパノラマが続きます。


乗鞍岳(3026m)


霞沢岳(2646m)。左側に見えるのは焼岳(2455m)あたりでしょうか。


穂高連峰です。最高峰は奥穂高岳(3190m)。


槍ヶ岳(3180m)、常念岳(2857m)、大天井岳(2922m)と続きます。


乗鞍岳をズーム。


穂高連峰から槍ヶ岳をズーム。


奥穂高岳をさらにズーム。

岐阜県、長野県境の山々が鮮明に見えていました(続く)。
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泳げ鯉のぼり相模川 2017.5.1

2017-05-01 20:51:00 | Weblog
奥高尾から一旦自宅に戻り、洗濯物を取り入れてから相模原の鯉のぼりを見てきました。相模原市水郷田名の高田橋のふもとで催されているお祭りです。相模原市のHPによると昭和63年から開催され続け、今年は「第30回 泳げ鯉のぼり相模川」となるようです。そういえば、昔、両親を連れて見に来たことを思い出しました。


相模川の両岸に長さ250mの5本のワイヤーが渡され、約1200匹の鯉のぼりが泳ぎます。


訪れたときは雷雲が接近中でした。風が弱く青空に泳ぐ姿とはいきません。


長房町の鯉のぼりに比べると、スケールが大きいです。




雄大な姿です。

駐車場は高田橋の下流側の河川敷に設置されています。無料で利用できます。今日は平日なので比較的空きがありましたが、休日には駐車場待ちの車で周辺の道路は大混雑になるそうです。
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奥高尾散策 2017.5.1

2017-05-01 17:39:42 | 高尾山・陣馬山
ゴールデンウイークに突入しました。車でのお出かけは、渋滞に巻き込まれない今日と明日がチャンスです。明日は天気が良さそうなので山梨県方面に登山へ出かける予定です。一方、今日は上空に寒気が入り昼前から雷雨が予想されているため、近場で過ごすことにしました。

2~3時間での山登りとなると奥高尾しかありません。日影沢の駐車場に車を置き、一丁平から小仏城山をまわってきました。


先週土曜日にも訪れた日影沢です。カヤランを探しましたが、2か所しか見つけることができません。今年は近年の中では開花が遅れている様子です。


こちらは木の高いところに着生しています。高さは10m以上あるでしょうか。


先日紹介したミドリニリンソウです。周囲を探しましたが、この花以外には見つかりませんでした。天気が下り坂なので先を急ぎます。


目的のこの花は少し開いてきました。開花まであと2~3日でしょうか。


今日は逆沢作業道を登ります。入口付近には白花のムラサキケマンが咲いています。


逆沢作業道にも群生しています。ユキヤブケマンと呼ぶそうです。


ミヤマキケマンです。


ホウチャクソウも咲き始めています。

約20分で紅葉台の北側に到着。紅葉台に立ち寄りましたが富士山は春霞の中でした(冒頭の写真)。紅葉台の北側巻き道を一丁平へ向かいます。


途中、この花の自生地に寄り道。今年は遅いですね。まだ1輪しか咲いていませんでした。


一丁平に到着。楽しみにしていた朴の木も花もまだ蕾でした。近年は春が暖かいためゴールデンウイーク前半には開花することが多かったのですが、今年の山は春の訪れが遅いようです(これが平年並みのかもしれません)。

一丁平の近くに自生するお楽しみのもう一つの花はまだ蕾が見えていませんでした。昨年よりかなり遅れている様子です。


小仏城山付近ではイカリソウが盛り。


林床ではフデリンドウが咲き始めています。


アケボノスミレも咲いていてくれました。4月中旬の高温で一気に開花が進んだため、日陰で僅かに残っている程度でした。


小仏城山に到着。山桜が散り、八重桜が見頃を迎えてました。

ゆっくり休憩したいところですが、小仏城山に着く頃には日が陰り怪しい雲が広がってきました。洗濯物を干しっ放しで来たため、距離の短い北東尾根ルートを大急ぎで下ります。


北東尾根でもアケボノスミレを見かけました。

途中立ち寄ったベニバナヤマシャクヤクはようやく芽が出てきたところでした(監視用のタグが設置されていました)。


雲が低く垂れこめてきました。ひたすらかけ下ります。途中ガサガサっと音がしたので様子をうかがうと、リスが木を登っていきました。


足元にはフデリンドウの花。

午前11時に日影沢駐車場に戻ってきました。到着と同時に、にわか雨がぱらついてきました。予想より早く雨雲がやってきたようです。大急ぎへ自宅へ戻りましたが、幸い高尾駅の東側では日差しもあって、雨は降っていませんでした。

今年の高尾山は4月中旬に一時的な暑さがやってきたものの、春の訪れは近年に比べると遅い印象です。カヤランの花はチラホラ、朴の木や、ヤ〇シ〇ク〇クの花はこれからのようです。

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