ウリパパの日記

自由気ままに・・・

高尾山から見る多摩丘陵のミズナラの立ち枯れ 2022.8.7

2022-08-07 22:12:54 | 自然

東京近辺の雑木林では、ここ数年ミズナラやコナラのブナ科の落葉広葉樹が枯れる現象が見られています。今年の夏は特に顕著で、自宅から見る多摩の横山の雑木林では10%からところによっては30%ほどの木が枯死しています。これは甲虫という虫の仕業と言われています。自宅マンションも裏山に複数の巨木を抱えているので、いつ被害にあってもおかしくない状況です。そこで、本日午前中の高尾山霞台までの往復は、雑木林の様子を気にしながらの散策となりました。

 

まずは高尾駅(京王線車窓)から見る大光寺。先週紹介したサルスベリはほぼ満開。注目は本堂屋根の先の雑木林です。

 

枯れて茶色くなった木が目立ちます。

 

午前10時前の清滝前の様子。今日はハイキング客も極端に少なく閑散としています。周囲の木に立ち枯れは見当たりません。

高尾病院脇を抜けてケーブルカーに沿ってを登ります。途中ウバユリが咲き始めていました。この登山ルートは植林された杉や常緑広葉樹が多いため、立ち枯れの現象は見られません。

 

清滝から約20分で十一丁目茶屋脇に到着。横浜方面を見下ろします。湿度が高く霞んでいるため遠望は全く得られません。標高の低いところに茶色く枯れた木々が点々としています。

 

十一丁目茶屋から浄心門方面を眺めると、1本の木が枯れていました。多摩丘陵の立ち枯れと同じ現象でしょうか・・・

 

浄心門手前の切り株で恒例のオブジェを見学。八王子まつりのミニチュア神輿が展示されていました。

 

なかなか手の込んだ作品。雨よけのビニールで覆われています。高尾の天狗からのメッセージ付きです。COVID19第7波のため八王子祭りは中止となってしまいました。本来は今日が祭りの最終日でした。

 

ケーブルの高尾山駅でトクトクブックにスタンプを押してから、多摩丘陵を見下ろします。眼下は館町団地と八王子南バイパス工事エリア。この周辺の雑木林は枯れて茶色く変色した木が目立ちます。標高200~300mの被害が大きい印象です。

 

高尾山霞台から北高尾方面の眺望。標高の高いところは杉やヒノキの植林が多く、被害がでているのは標高の低いところの落葉広葉樹です。

 

1号路沿いは杉の大木に覆われ、立ち枯れは全く見られません。金毘羅台から高尾方面を見下ろします。

 

眼下に広がる標高250m前後の丘陵地は落葉広葉樹に覆われているため、立ち枯れがすさまじい状況です。

 

ここから先は花を見ながら下ります。タマアジサイが咲き始めています。装飾花の花弁は3~4枚です。

 

ハグロソウが満開でした

 

ダイコンソウがやたらと目立ちました。キツリフネはまだ見かけません。

 

清滝駅前に戻ってきました。正面の丘陵には立ち枯れた木が目立ちます。

 

帰りの京王線の車窓。毎年このペースで被害が拡大すると、数年で禿山になってしまいそうです。とても気になる現象です。

 

自宅近くの狭間公園でも1本枯れた木があるので行ってみました。完全に枯れてしまい、来年の復活は絶望的。伐採が必要かもしれません。

 

立ち枯れた木の根元を見ると、周囲に木くずが堆積していました。

 

館町方面の雑木林。こちらも心配な状況です。

 

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京王線ヘッドマーク_清涼高尾 2022.8.7

2022-08-07 12:56:37 | 電車

今日も雲が多い天気です。昨日に比べ湿度が高いために蒸し暑く、八王子では真夏日になっています。上空には寒気が入っているので午後からは不安定な天気となりそうです。今日は、天気の安定する午前中に高尾山の霞台までトクトクブックのスタンプを押しに行ってきました。その行き帰りに京王線8000系のヘッドマーク車を見かけたので紹介しておきます。

まずは帰りの8000系。高尾山口駅に入線してきた特急は夏柄のヘッドマークを掲出しています。

 

新宿寄りのヘッドマーク

 

高尾山口寄りのヘッドマーク。同じ絵柄です。昨年の絵柄は同じ水色の下地に桔梗、朝顔、風鈴がデザインされていました。今年は"清涼"の文字で夏らしさが表現されています。

 

狭間駅を出発する清涼高尾号

 

高尾山へ向かう途中に乗車した8000系もヘッドマークを掲げていました。

 

味の素スタジアムを本拠地とするFC東京のヘッドマークです。こちらも初めてお目にかかりました。

 

高尾山トレインにもヘッドマークが掲げられているようです。見かける機会があったら紹介します。

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久しぶりに高尾から見る花火大会 2022.8.6

2022-08-06 21:13:40 | Weblog

今日も涼しい一日でした。八王子では最低気温21.9℃、最高気温28.1℃とクーラー無しで過ごせる陽気。夕方には25℃近くまで下がり心地よい風が吹いています。夕食を食べていると19時40分頃に外から花火の音が聞こえてきました。

 

北側の外階段に上がり夜景を眺めると、北の空に花火が上がっていました。自宅から花火を見るのは3年ぶりでしょうか。方角と花火の大きさから推定すると青梅あたりでしょうか。

 

急いでコンデジを取ってきてズーム

 

さらにズーム。三脚無しの手持ちでの撮影なので、手振れします(笑)

 

10分近く打ち上げが続いていました

 

最後は大きな花火。肉眼でも結構大きく見えました。

 

青梅方面の花火が終わると、今度は北北東の空に派手な花火が打ち上がりました。

 

方角から推定すると西武園でしょうか。

 

一瞬で終わってしまいました。

 

例年の今頃は隅田川花火大会が開催され、東京スカイツリーの近くにあがる花火をマンションの裏階段から見えることもありました。今夜も東京スカイツリーが見えていますが、花火はあがっていません。隅田川花火大会は3年連続で中止となっています。

部屋に戻りテレビを見ようと思った20時過ぎ、今度は南の方角から花火の音が聞こえてきました。

 

さっそく庭に出ると、みころも霊堂の花火大会でした。

 

みころも霊堂の花火大会は3年ぶりです。花火の右下に見える灯りは、高尾山霞台の展望台です。

 

 

さまざまな形の花火が打ちあがります。

 

マンションの皆さんはベランダに出て、花火が打ちあがると同時に歓声が上がっていました。

 

みころも霊堂の花火は5分ほどで終了しました。

数年前まで見られた東京高専の花火大会(くぬぎだ祭)は、息子が在学中に近隣へ配慮から中止となってしまいました。それ以来、自宅から見える最も近い花火大会が、みころも霊堂なのです。その次に近いのは富士森公園の花火大会。実は7月29日(金)にここでサプライズ花火があがったらしいのですが、全く気づきませんでした・・・

 

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行田の田んぼアートと古代蓮の里 2022.8.5

2022-08-06 08:15:03 | 埼玉県

本州の南海上に前線が南下してオホーツク海の高気圧から冷たい北東の風が吹き込み、関東地方では木曜日から猛暑に一服の清涼を感じています。過ごしやすい陽気は今日も続いています。昨日は茨城県での在宅勤務でしたが早めに仕事を切り上げ、帰りに埼玉県行田市の古代蓮の里に寄り道して田んぼアートを見てきました。友部から北関東自動車道と東北自動車道を利用して1時間20分で羽生ICへ、そこから20分ほどで到着します。4年前に一度訪れたことがあります。

 

平日は駐車場は無料です。車を停めて古代蓮会館の展望塔へ向かいます。

 

エレベータへ向かう途中、過去の田んぼアートの写真が展示されています。右下は4年前に訪れた時に見たコンドルの地上絵です。

 

エレベータで高さ50mの展望塔へ登り上がり、東側の水田を見下ろします。2015年にはギネスに登録された巨大なアートが広がります。今年のデザインは「アオアシ」です。行田市のHPから引用します。

今年の図柄は、昨年に引き続いて日本の代表的な文化であり、国際的にも人気が高い「アニメ」、「マンガ」に着目。その中で、今注目を浴びている人気サッカーアニメ『アオアシ』とコラボレーションすることといたしました。絵柄は主要キャラクター「青井葦人(あおいあしと)」「福田達也(ふくだたつや)」「一条花(いちじょうはな)」の3人を描き、『アオアシ』とのコラボレーションを祝して行田市の花である古代蓮をあしらいました。(引用おわり)

あれ? 古代蓮はどこ?・・・

 

右側に描かれていました。横幅が広く、1枚の写真にはおさまりません。

 

こちらは設計図面です。遠近法が考慮されています。

 

高さ50mの展望塔からは関東地方の山々を遠望できるみたいですが、昨日は低い雲が垂れ込め日光連山や関東山地は見えません。うっすらと筑波山が見えていました。

 

こちらは東京スカイツリー。距離は54km。意外と近いです。

 

帰りに、古代蓮(行田蓮)を見てきました。

 

行田蓮の説明です。古代蓮の里に近い公共施設建設工事の際、偶然出土した種子が自然発芽して甦り池に開花しているのが発見されました。地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土し、自然発芽して一斉に開花した事は珍しいことといわれています。古代蓮の里では、自生地から移植した古代蓮が育てられています。この古代蓮は、1400年から3000年前のものと推定されています。

 

蓮の花の命は4日間。7時~9時の間に開花して4日目の昼にはすべての花弁が散ってしまうそうです。午後3時過ぎに閉じていない花は3日目で、残り1日の命です。

 

こちらも3日目の花?  昨日は暗い曇り空だったので、2日目の花が遅い時間まで咲いていたのかもしれません。

 

花が散った後は、蜂の巣のような花弁の中にぎっしりと実が詰まっています。

 

古代蓮池の先に、先ほど上った高さ50mの展望塔

 

古代蓮池を散策後、駐車場に戻ります。

駐車場近くには世界の蓮園があり、40種類、約2万株が展示されています。ほとんど咲き終わっていたので、一輪だけ紹介しておきます。

 

西光寺白蓮です。花弁数20~26枚の一重咲種。花色は純白で、外弁はわずかに緑色を帯びています。

蓮の花は終盤で1週間ほど遅かったようです。次回はジャストの時期の早朝に訪れてみたいです。

 

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久しぶりに訪れた早朝のビオトープ天神の里 2022.8.2

2022-08-02 20:49:09 | 茨城県

今週に入り、6月下旬の梅雨明け後のような厳しい暑さが続いています。今日も関東地方各地で38~39℃の猛暑となり、茨城県では筑西で38℃、水戸で37.1℃を観測しました。朝晩は気温が下がる笠間でも今朝は珍しく熱帯夜となっています。今日はこの暑さの中、会社で生活習慣病検診を受診しました。人間ドックとほぼ同じ検査内容で昨夜から飲食禁止。今朝は朝食抜きのため、いつもより長めの早朝散歩となりました。

 

アパートを5時20分に出発。始発電車まで1時間あるため久しぶりにビオトープ天神の里へ向かいます。水分を摂取していないにもかかわらず、蒸し暑い朝の散歩は既に汗だく。青々と成長した田園の先は宍戸から岩間方面。正面にうっすらと岩間の愛宕山が見えます。何とも冴えない朝の景色。しかも周りには蚊が飛び交い、うっとおしい・・・

 

笠間には珍しい菊の畑です。秋には笠間稲荷の菊祭りで使われるのでしょうか。。

 

アパートから20分で天神の里に到着。メダカンボの里の入口では夏水仙が満開です。

 

雨に濡れた夏水仙の花。昨夜は夜中に雨が降りました。

 

トンボの里ではミソハギが咲き始めています

 

ミソハギをズーム。早い梅雨明け、そして猛暑にもかかわらず、今年は少し開花が遅い印象です。

 

ノカンゾウの蕾

 

朝露に濡れるコバギボウシ

 

メダカンボの里に咲くコバギボウシ

 

メダカンボの里とトンボの里の間の湿地にコバギボウシの群生があります

 

足元に気をつけて少し近づいて、コバギボウシの群生をズーム

 

さらにズーム

 

キツネノカミソリはチラホラ咲き始めていました。一斉に花開くまであと数日でしょう。

 

始発電車の時間が気になるため、最後に夏水仙を見てから戻ります。

 

湿度、気温共に高く、不快指数が非常に高い朝の散策

 

谷戸を右手に見ながら友部駅へ戻ります。かなり稲穂が伸びてきました。

 

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