おかんのネタ帳

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方言が流行ってるらしいです

2005-04-18 21:03:01 | 日々のつれづれ
 今朝、ワイドショーで東京の女子高生の間で「方言」が流行ってるというのをやってました。「かわいい」とか「気持ちをのせやすい」とか・・・
 某サイトで知り合った方が、ネット小説を書き始めています。関西人やないのに、関西弁が好きで、関西を舞台にしていて、私も応援していますが、ついつい、おせっかいにも関西弁のレクチャーなんかをしてしまってます。迷惑やろな~
 同じ様に読みに来ている方が関西弁の話で、「『ものもらい』のことを『めばちこ』というのに驚きました」という書き込み。大阪生まれの私にとっては『めばちこ』はすごく懐かしい言葉なんやけど、京都生まれのダンナや滋賀県産の娘にしたら「やっぱりそれは『めいぼ』やで」と言います。だから、なんとなく『めいぼ』が主流で『めばちこ』は特別な言葉かな、なんて思ってました。
 って、そんなことを書き込んでいたら、神戸の方が「ロート製薬のHPにのってるよ」と教えてくれました。見に行ったら、なんと、近畿地方では京都と滋賀だけが『めいぼ』圏で、大阪、兵庫、奈良、和歌山は『めばちこ』圏やったんです。主流は『めばちこ』やったんや・・・昔、某TV局の「あほ・バカ日本地図」というのをやってましたが、さすが目薬の会社。「ものもらい日本地図」を作ってはりました。
 東京の女子高生の間での方言は、いかに新しくて、特異性があり、自分たちだけのツールとして楽しいか、という言葉の遊びなんでしょうね。でも、方言を使っている地方の女子高生も、使われなくなった地元の言葉を掘り起こしてるという話です。方言が恥ずかしい言葉ではなくて、自慢のお国言葉というところが、今風なのかも。まさしくアイデンティティ。自分たちの町を自慢したいというような、郷土愛につながるとうれしいですね。
 ちなみに、関西弁はお笑いの人たちによって、だいぶん全国的に認知されるようになってきたようです。逆に『まったり』とか『はんなり』のように、あんまり使わなかった言葉が、東京経由でまた使われ出したようにも思いますね。
 言葉は、使い方次第で人を嫌な気持ちにさせたり、楽しくさせたり、難しいですね。文字だけの世界になると、気持ちがどれだけ伝えられるかわからないだけに、メールの書き方さえも考えてしまいます。これだけメールが飛び交う時代やしね。
 特に、夜中の私! 酔っぱらって書き込んでることが多いんで? みなさん、ご勘弁を・・・
ちなみに、関西圏から出たことない私にとっては、『ほかす』はずっと標準語やと、最近までホンマに思ってましたよ。
ロート製薬の「ものもらい」ページ
http://www.rclub2.rohto.co.jp/clinic/mono/jmap.cgi?wd=%82%df%82%ce%82%bf%82%b1