おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ヨシ刈り

2009-01-10 22:11:36 | 日々のつれづれ

天気予報は良く当たりますね! 今日は朝から荒天ですよ。
5時半に起きて新聞を取りに行ったら雨。
6時にダンナが出勤する時は止んでたけど、7時には、今度は雪になってました。
雨、みぞれ、雪、みぞれ、雨・・・・

実は、こんな日なんやけど、朝から琵琶湖岸で行われる「ヨシ刈り」に参加したんですよ~。
寒~っ!
「ヨシ刈り」は、この時期の琵琶湖周辺の風物詩ですね。
12月から3月にかけて、湖岸の各地で「ヨシ刈り」が行われます。→こちら

ヨシはアシ(芦、葦)とも呼ばれる植物ですが、滋賀県ではヨシ(葭)というのが一般的ですね。
一説によると、近江商人が「アシは悪(わろ)しに通じるのでヨシ(良し)と呼んだ」のだとか・・・ホンマみたいやけど(笑)、滋賀県だけやなくて、全国各地でもこれは通説になっているらしいです。

地球上の各地でヨシやヨシの仲間が自生しているらしいですが、日本では水辺に自生する植物として湖岸や河原でよく見かけます。
滋賀県では琵琶湖周辺に多く自生していたのが高度成長時代、琵琶湖総合開発などで多くが消えてしまい、同時に水質も悪化してきたことから、近年、ヨシ原の復旧が環境保全の合い言葉のようになってきています。
ヨシは水の中の窒素やリンを吸収して水を浄化する働きがあると言われているからですね。

ヨシは1年で枯れてしまう植物なので、冬場に枯れたヨシを刈り取って、春の芽吹きを助けてやることが健全なヨシ原を保持することになるらしいのです。
そうして、翌年また新しく生まれ変わり、水を浄化するだけでなく水鳥や魚の生息地として力を発揮するんですね。

「よし笛」を吹くメンバーとして、「ヨシ刈り」はぜひ参加したいと思っていた行事なんですよ。今までチャンスがなくて、今年、やっと参加することができました。
本当はうちのサークルメンバーで刈り取り後に演奏会が予定されてたんやけど、なんせこのお天気やったんで、演奏は中止。
今日は刈り取りのみに、参加してきたワケです。
でも、勉強になりましたよ。
むっちゃ、寒かったけどね~!

たくさんの方がボランティアとして参加してはったんで、1時間ほどの作業で終了しました。短い時間の作業ながら、鎌を持ってた右手がだるいし、腰も痛いわ。
今夜は冷えるしね・・・
明日は、もっと冷えるらしいねんけど、また雪かな?
この辺は積もりはせぇへんやろうけど、湖西から湖北にかけては雪積もるんやろな・・・寒っ!