なんか、わかります~?
半助です。
焼き豆腐と白ネギを入れて炊きました。
半助は、上方落語ではおなじみ、そう、うなぎの蒲焼きのアタマのことです。
大阪のうなぎの蒲焼はアタマをつけたまま串に刺し、蒸さずにタレにつけて焼くんですね。
焼いた後に、アタマの部分を切り落としてうな丼とか、うな重とかにするんやけど、
このアタマの部分を「半助」って大阪では呼ぶんですわ。
で、この半助と焼き豆腐をみりん、しょうゆで味付けして煮込んだものが「半助豆腐」。
大阪の郷土料理のひとつとも言われてます~。
けど、私は食べたことがなかったんですね。
アタマだけって、スーパーとかで売ってないですもん。
で、先日の沖島漁港の「うなぎ祭り」で買ったんですよ~
並んでまで、うな丼は買わなかったんやけど、あゆの佃煮を売ってた沖島のオバチャンが、
「うなぎのアタマ、炊いたらええダシ出るし、おいしいよ~」って言わはるんで。
けどね。わが家では大ブーイングでした・・・(涙)
ダンナも娘らも、確かに、それほどうなぎ好きではないけど、
けど、土用とか、たまには食べますやん。
やのに、アタマは、いらん~て!
「お豆腐と炊くし」って、言うたら、
「ダレが食うねん!」 て、ダンナが言うねんで。
「私が食う!」 とばかり、炊いてみました!
けっこうタレがたっぷりついた半助やったんで、
お水、酒、しょうゆ少々で炊きました。
焼き豆腐と煮込んでから、最後に白ネギ。
「おいしいで~」 と私。
「うわっ! ホンマに炊いてる~」 と、ダンナ。
うっさいわ。
半助、200円。
焼き豆腐、78円
白ネギ、98円。
ちなみに、先月、沖島へ行った時に、焼いてはった天然うなぎは・・・
大きいです。太いっていうのかな。
漁師さんが言うには、琵琶湖の天然うなぎは、少し黄色っぽいらしい。
油がのってるのかな。
オバチャンが素朴に焼いてます~。
手前は、ホネ。
しっかり焼くと、ホネせんべいになります~
先日も売ってました。
蒲焼きは、1匹まるごとなら4,000円らしいです。
やっぱり、半助しか、買えませんよね~