夕方、取材で行った「小規模多機能型居宅介護事業所」の表で、
「あ、面白い雲やね~」
所長さんの声で見上げた南の空です。
なんか、わたのようになってますね~
西の空を見ると、太陽の光が雲の上に向かって光っていました。
「雲の下に光がまっすぐ降りてる時は、良いことがあるとか言いません?」 と所長さん。
「あ、スポットライトみたいになりますもんね」 と私。
「上に光が伸びてるのは、なんでしょうね~」
「さぁ~」
・・・・天にスポットライトが当たってる・・・?
今日、お昼過ぎに、訃報が届きました。
昨夜、その方のブログを見にいってなかったので気付かなかったんやけど、
7年にも及んだ闘病生活を家族とともに戦い、そして、とうとう・・・
残念でなりません。
私が初めてその方が作った木の笛を吹いたのは、10年前です。
初めてお会いしたのは9年前の、奈良の本屋さんでした。
そこで、木の笛の製作者&奏者としてワークショップを開いてはったんですね。
その時から、優しく接してくださった方でした。
信州の原村に住まいされてて、そに工房がありました。
一度、ダンナと訪ねたことがあります。
夜遅くまでペンションでみんなでおしゃべりして、翌朝は、
原村のペンション村恒例の朝市で、木の笛の店開きをされてました。
まだまだ下手くそやった私が、そこで笛を吹きながら販売のお手伝い・・・なんて、
それも懐かしい思い出です。
最後に会ったのは、1年半ほど前、近江八幡の喫茶店で開かれた、
ユバルコンサートでしたね。
奥様と一緒に、関西を回ってはりました。
あのとき、会えて本当に良かった・・・こちら
シンガーソングライターでもあるその方の、最後のCD「希望」です。
今日、訃報をもらう前に、偶然にも、某所でCDをかけて聴いてたんです。
人に聴いてもらってたんやけど、聴きながらこの方のことをしみじみ話してました。
本当に偶然ですが・・・
私らと年齢も変わらない方やのに・・・
天で、スポットライトを浴びてはるでしょうか。
ご冥福を、お祈りいたします。