おかんのネタ帳

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冬の京の寺

2011-03-18 22:20:57 | 日々のつれづれ
「冬の京の旅」、続きですが、今年は、テレビの「江」に関係したお寺が、
特別公開されています。

春日局ゆかりの、妙心寺塔頭の麟祥院は、
京都観光協会のガイドの方が春日局と、麟祥院についてを、
いろいろ説明してくれました。

春日局はドラマでもよく登場する有名な人ですよね。
江戸城の大奥を作った人、三代将軍家光の乳母。
美濃守護代の斉藤家の出で、父は明智光秀の家臣。
本能寺の変で父は堅田で捕らえられ処刑されたらしい。
女の子だったので、殺されずに母方の親戚にあたる公家で養育されたので、
教養もあったらしい・・・そんな話もいろいろしてくれてました。

次に行ったのは、妙心寺の塔頭、海福院です。



ここは、秀吉の家臣だった福島正則ゆかりのお寺。
明日の放送で登場すると思うけど、柴田勝家と秀吉が戦った、
「賤が岳の七本槍」で有名な武将ですね~。

ちゃんと、その「槍」が壁に掛けてありました。
こちらでも、ガイドの方が丁寧に説明してくれましたよ。

福島正則は、秀吉の乳母の子どもで、幼い頃から秀吉に憧れ育った武将。
秀吉には従順に使え、賤が岳の活躍など武勇に優れた武将ながら、
石田三成と相性が悪かったらしく、結局、関ヶ原の戦いでは家康方につくんですね。
ま、そのへんは家康にええように欺された?って描かれる人ですけど。

江戸幕府では、家康、秀忠に仕えるんやけど、
豊臣家への忠誠心は変わらなかったようで、
(ただ単に、三成が嫌いやっただけ・・と、描かれることが多いですね)
結局、秀忠の時に、武家諸法度にふれて改易にされたらしいです。



海福寺へ続く道。
通る人もない石畳やけど、ここを車が通るから、驚き。
京都らしいねぇ。

塔頭の門前で、女の子が縄跳びしてました~
なんか、微笑ましい。

妙心寺の境内を歩く女子高生とかを見て、ダンナが、

「こんなとこが通学路やったら、ええ感じやな」

「朝とか、昼間はええけど、夜はコワイで」

女は現実的です。
男とイメージすることが違いますからねぇ(笑)


ここから向かったのが東山の高台寺。

お昼ご飯を食べそこねて、もう13時をとうに回ってました。

ま、東山へ行ったら、なんなと食べられるやろうと思ったし・・・のに、
高台寺の駐車場からそのままお寺につながるから、
結局、お寺を拝観してから、なんか食べよう・・ということに。

東山は、観光客が多いねぇ~
妙心寺とはえらい違いますわ。


・・・で、続きは、また今度にしよ。