あまりにも、かわいいんで撮ってみました~
「あなんさん」のオシリです!
相変わらず、新聞をかぶってますけど。
さて、ネコとは全く関係のない話ですが・・
先日行った野洲の「火渡り神事」と「妓王寺」。
ご一緒させていただいた、dendoroubik さんに、
「野洲といえば・・平家滅亡とされる壇ノ浦のあとに生き残った宗盛が、
斬首されたのも野洲・・」という話を教えてもらったんで、
そういえば、書いてあったよね・・・と、
ホコリをかぶった本棚を整理して・・・見つけました!
「野洲町物語」
野洲町歴史探訪ガイドブックというサブタイトル、
野洲町立歴史民俗資料館が、昭和62年に出版した、
野洲の町の解説書、みたいな本です。
この本を最初に手にしたのは・・・記憶にないねんけど(汗)、
あれやこれやで、けっこう参考資料に使わせてもらってます。
国宝に指定されてる「大笹原神社」のこととか、
その近くにある「餅の宮」篠原神社のこととかも、これで調べたような。
編集しているのは、当時の野洲町教育委員会やけど、
「監修 寺井秀七郎」という名前を見て、ちょっと懐かしく思いました。
私の卒業した、当時の小学校の校長先生なんですよ。
引退後は歴史家としていろんな本を出してはるみたいやねんけど、
これも、その一つのようです。
さすがに、もうお亡くなりになってはるけど (多分・・・)
昨年の秋、その母校の小学校へ行く機会があって、
今の校長先生に、校長室でお会いしたら、
歴代の校長先生のお写真が、高いところにずらっと飾ってあったんですね。
15、6人はいたかな~
寺井先生は、2代目の校長先生として飾られてました~
今の校長先生に、そう言ったら、
「かなり、古い先生をご存じですね~」 って。
ほっといて! そら、40年以上前ですやんか。
そういう感慨にふけりながら、そうそう、宗盛のことを確認しやな~!
平家は、壇ノ浦の戦いに敗れて、
幼い安徳天皇とともに、一門がことごとく入水したんやけど、
建礼門院と、宗盛父子、清盛の妻の兄の平時忠だけは捕らえられるんですね。
宗盛父子は、源義経の義経に連れられて鎌倉につれて行かれます。
この本によれば、義経はこの頃、兄の頼朝にうとまれていたので、
そのまま、追い返されて京都への帰路についたとか。
平家物語には、その途中、野洲の篠原で斬られたとあるようです。
鎌倉幕府のことが綴られてる吾妻鏡には、
「父子共ニ欣求安住ノ裡ニ臨終シタ」と記されてるらしい。
監修した寺井先生の思いなのか、このように書かれてます。
「野洲こそが、宗盛父子には、必ず安らぐ安楽浄土であろう・・・
父清盛がこの地のために掘った祇王井川が
今もなお広い耕地を潤し続け・・・
感謝する人々の中に眠ることこそ、
どこよりも欣求安住の地であるから」
建礼門院の兄の宗盛が斬首されて、
平家は滅亡となるんですね。
「江」で湖北が盛り上がってるけど、
来年の大河ドラマは、「平清盛」らしいですよ。
主演は、あの、デスノートに出てた、松山ケンイチくん。
最近は、「ノルウェイの森」にも主演してはるね。
壇ノ浦までを描くらしいんで、宗盛の死までは出てこないかもやけど~
ところで、平家とは全く関係ないけど、21日まで、
京都のお寺のいくつかが冬の特別開帳をしてるみたい。
「江」にちなんで、秀吉とかに関係があるお寺が多いらしいよ。
お寺好き、ではないダンナを誘ってみるか~