おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

法然さんの御影堂

2013-11-04 23:09:52 | 日々のつれづれ
一昨日、なにげにテレビを見てたら、

「知恩院の御影堂の修復工事の見学会を行っています。明日まで」

というのを見て、これは行かないとって思ったんですね。

なんせ、わが家は浄土宗やし、ダンナの母校もここが本山。
ダンナの親の納骨もここやし、何より、国宝の御影堂ですよ~

昨日の午前中は浜大津にいる、というのも縁やわ~っていうことで、
浜大津から、京阪電車で行ってきました~ おけいはん!



知恩院の御影堂は、大きな素屋根に覆われていました。
学校の校舎みたいね~



1時半頃についたら、1時間半待ちでした~
受付で記名。事故があった時は保険が出るらしい。



見上げると、ヘルメット姿の見学者たちがいるのが見えます~



階段の入り口から入ります。
京都市の文化財保護課の人がいて、

「長いことお待たせしますが、お待ちいただいた分、
 絶対に裏切りませんから。待った時間ぐらい、ゆっくり見ていただけます」

言い切ってはりましたね~



階段を上ると、受付があって、ヘルメットを拝借します。
見学が終わった人が脱いで、それを消毒スプレーをかけ、
それをタオルで拭いて、渡してくれます・・・ま、ええか~

3階ぐらい?まで上がったら見学会場です。

いや、もう、思わず、「すご~い!」って声がでましたよ!



御影堂は、寛永16年(1639年)に建てられたとか。
ごろごろとある丸太も、その当時に使われた丸太ですって!



正面45m、奥行き35m、木造の建築物としては、
日本でも指折りの大きさを誇る建物です。

瓦をおろし、土居葺き、野地板等をめくって
小屋組があらわになっています。

壮観ですよね~



通路には、この工事に関わっている職人さんたちのブース?
みたいなんがありあって、背中に「京都の匠」と描かれた黒い法被の人が、
いろいろな説明をしてくれはります。

このへんは、また、次回に書きますね~。

とりあえず、各方向からの写真をアップしますね。



右側の屋根の張り出したところ。



丸太は松の木。樹齢は300~400年ぐらいとか。
どこの木を使ってるんでしょうね。



45mの長さがあるんやから、でっかいわ~



すごいね~~



左側の隅です。



奥行き35m、ですよ~

ただ解体されてリフォーム、っていうのはなく、
文化財として、調査をしながらの解体、修復工事です。

開始は平成17年、完成は平成30年らしい。

え~っ、まだ5年先!?

それまでにまた、見学会があるかもね~

いや~ 小雨の京都、行って良かった。

おもしろかったですわ。