おかんのネタ帳

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知恩院 三門

2013-11-06 23:34:48 | 日々のつれづれ


知恩院、国宝の三門です。
山の門ではなく、三門なんですね。
「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」
という、悟りに通じる三つの解脱の境地を表わす門なんやそうです。



普段は非公開やけど、この日は特別公開をしてて、
時間ぎりぎりやってんけど入れました。
高さ24メートル、横幅50メートル、屋根瓦約7万枚。
現存の木造建築として最大の二重門らしいです。

なんでも、でかいね~ 知恩院さんて。

楼門の入り口からロープの手すりが付いた急な階段を上り、
楼上の仏堂に入ると、極彩色の壁や桟、天井画も鮮やかな、
独特の空間がありました。ちょっとびっくり。

中央に宝冠釈迦牟尼仏像、その脇壇には十六羅漢像がおられました。
ほかに、三門を建立した棟梁、五味金右衛門夫妻の木像が
白木の棺とともに安置されてました。

なぜに、棺があるんだか??
知恩院の七不思議の一つらしいよ~

室内は暗いです。傷まないように光が入らないようになってます。
写真はもちろん撮れへんけど、なんでも、見て損はないね~

 

もちろん法然上人の御影にもお参りしてきましたよ。
御影堂の修復工事の間は、集会堂にまつってあるので、そちらで。
ダンナのお父さん、お母さんのお骨も納めてあるんでね。
ちゃんと手を合わせてきました~



北門から地下鉄&京阪東山駅まではわりと近いですね。
途中に川があって、霧雨の中の柳の木が風情があるんですよ~



石の細い橋がかかってるねんけど、これって、古い橋らしいねんよ。
その名も、一本橋、通称行者橋とも言うそうな。



石碑があって、そこに書いてありました。
比叡山の阿闍梨修行で千日回峰行を終えた行者が、
粟田口の尊勝院の元三大師に報告し、
京の町に入洛するときに、最初に渡る橋らしい。

さりげないもんでも、歴史がある京都。

若い頃はなんとも思わなかったけど、今なら、なんか味わえるね。