今年最後の祭日、天皇誕生日に、行ってきました。

桂文枝襲名披露公演。
市民ホールであったんですよ~
早くにチケットを購入してたので、なんと最前列で見てました!
確かに、三枝さん、いえ、文枝さん、おもしろいです!
上方念願の常打ち小屋・天満天神繁昌亭ができたのも、
文枝さんの功労があったから。ほんまに。
でも文枝さんの落語は新作と言うか創作というか、古典をしはらへんので、
それほど好きというわけやないんですね。
おもしろいですよ。新作でも、有名な「ゴルフ夜明け前」とか、
お弟子さんもよくしはる「宿題」とか、ほんまにおもしろい。
でも、新作って、終わったあとにあんまり残ってへんのよね・・・
今回、前座は、文枝さんの18番目の弟子、桂三度さん。
そう、あの、世界のナベアツさんね。
「滋賀県に住んでる方、拍手を」
いきなり、会場に聞いてはってんけど、多くの方が拍手してました。
・・・背中で聞いてたんで、わからへんけどね!
「私も高島市の出身です」
周辺のおばさまが、「へ~」とか言うてはったけど、知らんのかいな(汗)
「滋賀県への愛を、この歌で示させていただきます・・
♪かけっこ、とびっこ、げんきっこ、みんな集まれ・・・
・・・はずむ心の、お買い物・・・へいわどう~ 」
そうです!
地元スーパー、平和堂の歌です。
もう、会場は手拍子で歌ってましたから。大ウケです!
仕込んで来ましたね、ナベアツさん、もとい、三度さん!
その勢いで演じたネタは、色の話。新作ですね。
ご自分で作ったんかしら、なんせ、放送作家もしてた人やし。
大阪の虹を作るために、いろんな色が集まります。
でも、赤色と黄色がいて、いつまでたっても他の色が来ない。
そこに、黒色がきて、赤色に、「虹にワシも混ぜてくれぇ」と頼みます。
「黒はあかんやろ・・」 と、まぁ、そんな会話が続く話。
オチは、タイガースやった・・?(笑)
二番手は、やはり、大津生まれ草津育ちの、桂三風さん。
会場のお客さんにも参加してもらう、客席参加型落語をしはる方です。
・・・まだ聞いたことないんですけどね。
文枝さんの7番目のお弟子さん。
昔、玉姫殿(総合結婚式場)で結婚式の司会をしてたというマクラ、
全部で500組ぐらいしたって。多い時は1日に3組。
朝から披露宴、ていうこともあったとか。
そんな話から、一気に、ネタに入りましたね。
結婚式の引き出物の噺。
やっぱり、新作です~ う・・ん、中身が思い出せない(汗)
・・・そうそう、引き出物でもらった、かつおぶしの話ですわ。
雄ぶしと雌ぶしを1本ずつ、削り器買ったら削ろうと言って物置へ。
そしたら物置の先住民?の頂き物の石けんセットが、
かつおぶしに声をかけるという話です。
「ここの奥さん片付け下手、ご主人は忘れっぽい。
わしら忘れられてもう何年になるか・・・
ここへ来たら、あんたも忘れられるで」
ちょっと耳が痛い・・・
オチはなんやったけかな・・・
中トリは、東京から三遊亭好楽さん。
けっこうマクラが長くて、いろんな話をしてはりましたね。
円楽を楽太郎さんが襲名したけど、
自分が継がなかったのは、「欲がなかったから」って。
名人と言われる人は6代目というのが多い。
円楽は5代目。ねらってるのは、笑点の司会。
「今の歌丸さんが5代目で、(6代目に代わるのは)時間の問題でしょ」
なるほど~
噺は古典の「紙くずや」。
上方では、「浮かれのくず」やったかな。
この日唯一の古典落語でした~
中入りのあと、襲名披露公演には必ずある口上。
司会は、弟弟子の桂きん枝さん。
隣りから、好楽さん、文枝さん、オール巨人さん、オール阪神さん。
巨人阪神さんはスーツで正座やから、きつそうです~
きん枝さん、けっこう話も長いしね。
襲名するいきさつとか、文枝さんのこととかを、
おもしろく紹介してはりましたね。
「あの方が手に入れてないのは、あとは、人間国宝だけ。
人間国宝になったら、みなさん今日の入場料では見られませんよ。
拝観料が要りますから」
それぞれみなさん、好きなことを言うてましたね。
好楽さんが最後に締めてはったんですけどね。
手締めは、東京風に、三三七拍子でしたね。
上方締めではなかった~
そして、オール阪神巨人の漫才。
相変わらず、言うことがわかってるのにおもしろい。
生漫才ゆえのオ○ッコなどの下ネタ入りで(苦笑)
どこまで行くの~っていう感じでテンポよく、たたみかけるのはさすが!
会場も大いに盛り上がってました。
そんな漫才の後に出てくるのも、文枝さんぐらいになると、
なんともないでしょうね。
先日のタイ公演で (海外は、パリとベトナムとタイですって!)
風邪をひいたらしくて、声がしわがれていました。
そのいきさつを、いつものような感じで話してはりましたね。
噺は新作です。タイトルはなんでしょうね。
今回、ネタの名前をチェックしてこなかったし~
70歳を過ぎた男同士の友だちの寂しいけどおもろい噺です。
5人でバンドをやってた同級生が二人になって、
二人で温泉に来てる、という設定の噺でした。
片や、年上の嫁が亡くなって寂しい人、
もう一人は、嫁が元気過ぎて寂しい人、でしたね。
マクラでも言うてはったけど、75歳でどんだけ友だちがいてるかで、
長生きできるかどうかが決まるって。
女性は友だちが多いから、長生きするんやって。
落語が終わって緞帳が下りてきたけど、
もう一度緞帳が上がって、みんなで雄叫びです!
「男性の方だけで、がんばるぞ、オーって言うてください」
女性の方が元気なんちゃうか、と女性だけでもやりまして(笑)
そしてもう一度、女性に負けないように男性が「オー!」
年末に、笑い納めをしたのでありました~!
市民ホールへは以前、三枝さんの頃に「市民カレッジ」で
講演に来られたことがありましたよね。
「私も、滋賀県にずいぶん前から関わってましてね。
ずっと前から・・・琵琶湖の水飲んでますねん」
前の方のお客さんが、「やっぱり」って言うてました!

桂文枝襲名披露公演。
市民ホールであったんですよ~
早くにチケットを購入してたので、なんと最前列で見てました!
確かに、三枝さん、いえ、文枝さん、おもしろいです!
上方念願の常打ち小屋・天満天神繁昌亭ができたのも、
文枝さんの功労があったから。ほんまに。
でも文枝さんの落語は新作と言うか創作というか、古典をしはらへんので、
それほど好きというわけやないんですね。
おもしろいですよ。新作でも、有名な「ゴルフ夜明け前」とか、
お弟子さんもよくしはる「宿題」とか、ほんまにおもしろい。
でも、新作って、終わったあとにあんまり残ってへんのよね・・・
今回、前座は、文枝さんの18番目の弟子、桂三度さん。
そう、あの、世界のナベアツさんね。
「滋賀県に住んでる方、拍手を」
いきなり、会場に聞いてはってんけど、多くの方が拍手してました。
・・・背中で聞いてたんで、わからへんけどね!
「私も高島市の出身です」
周辺のおばさまが、「へ~」とか言うてはったけど、知らんのかいな(汗)
「滋賀県への愛を、この歌で示させていただきます・・
♪かけっこ、とびっこ、げんきっこ、みんな集まれ・・・
・・・はずむ心の、お買い物・・・へいわどう~ 」
そうです!
地元スーパー、平和堂の歌です。
もう、会場は手拍子で歌ってましたから。大ウケです!
仕込んで来ましたね、ナベアツさん、もとい、三度さん!
その勢いで演じたネタは、色の話。新作ですね。
ご自分で作ったんかしら、なんせ、放送作家もしてた人やし。
大阪の虹を作るために、いろんな色が集まります。
でも、赤色と黄色がいて、いつまでたっても他の色が来ない。
そこに、黒色がきて、赤色に、「虹にワシも混ぜてくれぇ」と頼みます。
「黒はあかんやろ・・」 と、まぁ、そんな会話が続く話。
オチは、タイガースやった・・?(笑)
二番手は、やはり、大津生まれ草津育ちの、桂三風さん。
会場のお客さんにも参加してもらう、客席参加型落語をしはる方です。
・・・まだ聞いたことないんですけどね。
文枝さんの7番目のお弟子さん。
昔、玉姫殿(総合結婚式場)で結婚式の司会をしてたというマクラ、
全部で500組ぐらいしたって。多い時は1日に3組。
朝から披露宴、ていうこともあったとか。
そんな話から、一気に、ネタに入りましたね。
結婚式の引き出物の噺。
やっぱり、新作です~ う・・ん、中身が思い出せない(汗)
・・・そうそう、引き出物でもらった、かつおぶしの話ですわ。
雄ぶしと雌ぶしを1本ずつ、削り器買ったら削ろうと言って物置へ。
そしたら物置の先住民?の頂き物の石けんセットが、
かつおぶしに声をかけるという話です。
「ここの奥さん片付け下手、ご主人は忘れっぽい。
わしら忘れられてもう何年になるか・・・
ここへ来たら、あんたも忘れられるで」
ちょっと耳が痛い・・・
オチはなんやったけかな・・・
中トリは、東京から三遊亭好楽さん。
けっこうマクラが長くて、いろんな話をしてはりましたね。
円楽を楽太郎さんが襲名したけど、
自分が継がなかったのは、「欲がなかったから」って。
名人と言われる人は6代目というのが多い。
円楽は5代目。ねらってるのは、笑点の司会。
「今の歌丸さんが5代目で、(6代目に代わるのは)時間の問題でしょ」
なるほど~
噺は古典の「紙くずや」。
上方では、「浮かれのくず」やったかな。
この日唯一の古典落語でした~
中入りのあと、襲名披露公演には必ずある口上。
司会は、弟弟子の桂きん枝さん。
隣りから、好楽さん、文枝さん、オール巨人さん、オール阪神さん。
巨人阪神さんはスーツで正座やから、きつそうです~
きん枝さん、けっこう話も長いしね。
襲名するいきさつとか、文枝さんのこととかを、
おもしろく紹介してはりましたね。
「あの方が手に入れてないのは、あとは、人間国宝だけ。
人間国宝になったら、みなさん今日の入場料では見られませんよ。
拝観料が要りますから」
それぞれみなさん、好きなことを言うてましたね。
好楽さんが最後に締めてはったんですけどね。
手締めは、東京風に、三三七拍子でしたね。
上方締めではなかった~
そして、オール阪神巨人の漫才。
相変わらず、言うことがわかってるのにおもしろい。
生漫才ゆえのオ○ッコなどの下ネタ入りで(苦笑)
どこまで行くの~っていう感じでテンポよく、たたみかけるのはさすが!
会場も大いに盛り上がってました。
そんな漫才の後に出てくるのも、文枝さんぐらいになると、
なんともないでしょうね。
先日のタイ公演で (海外は、パリとベトナムとタイですって!)
風邪をひいたらしくて、声がしわがれていました。
そのいきさつを、いつものような感じで話してはりましたね。
噺は新作です。タイトルはなんでしょうね。
今回、ネタの名前をチェックしてこなかったし~
70歳を過ぎた男同士の友だちの寂しいけどおもろい噺です。
5人でバンドをやってた同級生が二人になって、
二人で温泉に来てる、という設定の噺でした。
片や、年上の嫁が亡くなって寂しい人、
もう一人は、嫁が元気過ぎて寂しい人、でしたね。
マクラでも言うてはったけど、75歳でどんだけ友だちがいてるかで、
長生きできるかどうかが決まるって。
女性は友だちが多いから、長生きするんやって。
落語が終わって緞帳が下りてきたけど、
もう一度緞帳が上がって、みんなで雄叫びです!
「男性の方だけで、がんばるぞ、オーって言うてください」
女性の方が元気なんちゃうか、と女性だけでもやりまして(笑)
そしてもう一度、女性に負けないように男性が「オー!」
年末に、笑い納めをしたのでありました~!
市民ホールへは以前、三枝さんの頃に「市民カレッジ」で
講演に来られたことがありましたよね。
「私も、滋賀県にずいぶん前から関わってましてね。
ずっと前から・・・琵琶湖の水飲んでますねん」
前の方のお客さんが、「やっぱり」って言うてました!