おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

女性社長

2015-04-03 22:47:30 | お仕事メモ
先日、なかなかステキな女性に会いました。
女性社長です。八木幸子さん。

比叡山延暦寺御用達の湯葉やさん。
「比叡山ゆば本舗ゆば八」の社長さんです。



銀行にお勤めやった八木さん。
仕事を通じて、「商売人」と結婚したい、と思っていたとか。
お見合いして、あっという間に結婚した人が、
老舗の湯葉やさんを継いでいたご主人。

延暦寺御用達といえど、大津の小さな湯葉やさん。
そのお店を、商店から企業へと大きくしていっていた矢先、
心不全で、ご主人が突然亡くなったそうです。

21年前。
40代、子育てを一段落して、副社長として、
ご主人をサポートして、6年ほどの頃だったそうです。

「完璧主義やったんですよ。それまで。
 でも、人間だれでも、いつか死ぬ・・・
 人生観が大きく変わりましたね」

ショックで、落ち込んでいても仕方ない。
会社をなんとかしないといけない。
周囲の協力もあって、社長としてがんばろうと決めた。

それからの活躍はめざましい。
ジミで、主役になりにくい「湯葉」を、
なんとか、食材として広めていこうと、様々な活動をします。

全国各地で講演。のべ600回を越えるとか。
そのせいか? 話すのが上手いし、ほんま、立て板に水。
慣れすぎてはるくらいです~(苦笑)



守山に新工場をつくり、地元産の大豆を使い、水をつかってつくる。

「カラダにも良いし、三方よしの食材ですよ」

地元の雇用も促進してるしね。

たくさん、良い言葉をいただきました。

「ピンチは変革のチャンス」

「未熟のミは、魅力のミ」

「念ずれば夢かなう」

説得力があるからすばらしい。



守山工場には店舗があって、いろいろな湯葉が販売されてます。
味見もできるので、「おさしみ湯葉」を食べてみた。
コクがあって、おいしい~

「うちは豆腐やではなく、湯葉や。
 湯葉を、もっともっと、ご家庭で食べていただきたいですね」

そのために、いろいろな商品をつくり、各地で講演し、
湯葉のレシピ本までつくったとか。



お徳用ゆば。
おつゆに、そのまま入れて食べられます!

「1日3食、毎日、湯葉を食べないと生きていけない、
 そんな人がいっぱい出てきて欲しいです」

毎日食べるには、ちょっと高級?
それに、上品過ぎる?

おいしいけどねぇ。


さて、明日は、サクラの花が満開のびわ湖大津館へ。

桜まつりの「三方葦(よし)」フェスタがあります → こちら

お近くの方は、ぜひに~~

びわ湖大津館の建物は、大好きな俳優さんが出てた、
サスペンスドラマのロケにも使われてた建物。
・・・残念ながら、彼はここには来てなかったけどね・・・

建物は、前の琵琶湖ホテルの建物。
大津市の有形文化財。