おかんのネタ帳

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レトロカフェ

2015-05-23 23:27:00 | お仕事メモ
琵琶湖は、119の一級河川が流れ込むけど、
流れ出す河川は、瀬田川のみ。

その瀬田川に、瀬田川洗堰があります。



昭和36年に完成した洗堰。
手前のオレンジ色の部分は、平成4年に新設されたバイパス水路。
この水路ができたおかげで、疎通能力がアップしたそうです。



今も、一部遺っている、旧洗堰(「南郷洗堰」と呼ばれます)
こちらは、明治38年に完成した、煉瓦と石造の堰。
普段はは立入禁止ですが、毎月第4金曜日にレトロカフェが開かれ、
その時のみ立ち入ることができるそうです。



なので、行ってきました~
そこでお茶が楽しめます。
無料です!!

国土交通省の管轄なので、商売はできないとか。
主催は、琵琶湖河川レンジャーの、佐々木和之さん。



河川レンジャーとは、住民と河川のつなぎ役。→ こちら
洗堰のそばにある、ウォーターステーション琵琶の方で、
川と住民の関わりをテーマに、もっと洗堰を知ってもらおうと、
レトロカフェを企画したそうです。無料です!
・・・・お茶代は、カンパで~

旧洗堰について、いろいろお話してくださいました。
明治36年当時としては、画期的な土木工事だったようですが、
堰の開閉は橋脚に角材を横に人力で落とし込む方法で、
全開から全閉までの作業に24時間以上かかったそうです。



旧洗堰の上。
大きな角材が、当時使われた開閉のための角材。



見にくいですが、四角くなってる部分に角材を落とし込みました。
ちょっとやそっとでは動かないぐらい、重いですよ~
ここでも、お茶がいただけます。



煉瓦と石でできてますが、大きな重機がない時代なので、
人力で運べるような大きさの石、煉瓦を使っています。



上流側。橋脚のカタチが、上流側は三角になってますね。



ここには、アクア琵琶という、国土交通省の建物があります。
琵琶湖、瀬田川など淀川流域について、学べる施設です。
もちろん、無料です!!

なんで、洗堰が造られたのか、どんな活躍をしてるのか、
瀬田川の浚渫、滋賀県に天井川が多いこと、
昔から、治水対策をした人々・・・
いろんなことが学べます

お天気も良く、気持ちよかったですよ~




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