地震があって、すっかりアップが遅れてしまったけど、
ちょうど一週間前の土曜日、野洲文化ホールまで行ってきました。
米朝一門会です。
ここ数年、行ってなかったのですが、毎年この時期に
野洲文化ホールで開かれますね。
今年は、落語ファンに引き込んだ人生の後輩が、
行きたいっていうんで、チケットを取りました。
だいぶん記憶が薄れてしまったけど~(汗)
桂 弥っこ 子ほめ
桂 米團治 七段目
桂 南光 青菜
中入り
桂 塩鯛 読書の時間
桂 吉弥 茶の湯
まぁ・・・よく知ってる噺ばかりですが、
お客さんの大半は、ヘビーな落語ファンではないようで、
とっても、盛り上がってましたよ~
米團治さんは、めでたく米朝事務所の、
代表取締役になったことを報告。
米朝一門で、私が唯一、血がつながっておりまして~
専務取締役のざこばさん、常務取締役の南光さんを越えて、
代表取締役になりまして、(会場から拍手)
落語のことだけやなく、経営のことまで考えやなあかんようになりまして、
今日は、米朝事務所のグッズ関係を表で販売しております~(会場笑い)
私の企画しましたカレーも、販売しております。
レトルトなんですけど材料を吟味して、さらにおいしくなっております。
ぜひ、買って帰ってくださいませ~ (会場笑い)
有名人の息子というのは、ボン、て呼ばれるんですけど、
私のほうは、噺家ですから、「あほボン」て呼ばれまして・・・
というマクラから、七段目を~
吉弥さんとちょっと違いますよね。
若旦那が、観てきた芝居を思い出すところとか、
芝居の内容が違う感じですね。
市川團十郎の切られ与三郎でしたっけ?鼻声の。
ひとしきりやらはるので、会場からも拍手が~
そのあとに金手本忠臣蔵の五段目の話が・・・
吉弥さんんの方は、三段目ですよね。
丁稚の定吉が、2階にあがって、ひとり芝居をしてる若旦那を、
止めに入るところも、芝居しながら入るんですが、
ここも、芝居が違いますね。
最後のオチも違ってました。
親旦那さんと丁稚の定吉の会話。
「・・・ははん、七段目で落ちたんか」
「いえ、てっぺんから落ちました」
吉弥さんのは、
「・・・はしご段のてっぺんから落ちたんか」
「いえ、七段目で」
全く逆のオチというのも面白いですね。
一緒に行った後輩が、
「米團治さんのも声が良いし、面白いですね」
また、1人、彼女の噺家さんリストに入りましたね!
南光さん。
「常務取締役の桂南光です」
という挨拶で、会場が拍手と笑いに。
マクラで特にウケてたのは、
最近、のみに行っても女性同士のグループが増えたと言う話。
女子会とかいうんですが、中には、「女子かい?」というグループも。
会場がどっと笑いましたんで、
・・そんなに支持されるは思いませんでした~と(笑)
南光さんは青菜。
後輩も、前に南光さんで聞いたことがあったようです。
相変わらず、夏の鉄板ネタですが、やはり、南光さんらしい。
植木屋と大工のやりとり、ヨメとのやりとり、
絵ずらが見えてくるのが、いいですね~
わかっていても笑えるネタです。
塩鯛さん、どうしたん?
ていうくらい、面白かったです~(笑)
キャリアでいうなら、塩鯛さんがトリやと思うけど、
この日は、吉弥さんがトリ。
そのせいか、塩鯛さんは軽くライトな新作でした。
マクラで、ざこば師匠のことを報告。
もう少し、もうちょっとですわ。ぼちぼちと始めてますねん。
言葉がなかなか出てこなかったんが、出できそうなんで
もうちょっとです・・・あ、ま、
出にくいのは前からですけどね(会場笑い)
マクラで、大阪の某女子短大で講師をしてた話。
アホばっかりですねん。
授業が始まったら、化粧品をずらっと並べて、
90分間、化粧してた子がいたとか、
授業を聞いてへんくせに、レポートは社交辞令なのか、
良いことばかり書いてたとか・・・
その話から、読書の時間。
これは三枝、もとい、文枝師匠作。
息子が学校で読書の時間というのがあって、
家から持っていった本が、父親の本棚にあった「龍馬がゆく」。
それを音読しなさいと先生に言われたが、中身がやらしい本だった・・・
作家の名前がちゃんと言えない生徒とか、
そんな読み間違い方はしないやろうという作家名まで、
けっこう楽しい話ですね。
終演後の帰り道、後ろの方の男性が、
「今日は珍しく、塩鯛さんが面白かった」
というてるのが、面白かった~(苦笑)
さて、トリの吉弥さん。
マクラは、これまた、4月に大津で聞いたのと同じ、
京都マラソンで気を失ってゴール、気がついたら救急車の中だった話。
脱水状態やったかららしいけど、それ以来、
洗濯機の「脱水」を見たらビビる。
次回からは、隣のボタン、「かんそう(乾燥)」をめざします・・・
そして、ネタは、これまた、最近、なんべんも聞いてる「茶の湯」。
4月の大津も、「茶の湯」ありました・・・
緑色したきな粉、「青きな粉」でお茶を点てる、
泡が立たないので、「ムクの皮」を買ってきて入れる、
・・・せっけんの代わりにしたものらしいけど。
とにかく、この噺も、絵が見えてくるので、
会場のお客さんも盛り上がります。
隠居の茶の湯につかわされそうになる店子が、
みんな、茶の湯の作法を知らんから引っ越そうという、
そのくだりが面白いですね~
チケット2枚を一緒に買ってあげた方が来てて、
・・初めての落語会やったらしけど、
「めっちゃ楽しかったし、また来年も行きたいわ」
ほんまに、喜んではりました~
落語が聞きたい人が増えてくれるとうれしい~
それにしても来月、吉弥さんの独演会のチケットを買ってるんやけど、
やはり茶の湯が・・・他のを聞きたいので、
ま、いいか~~(苦笑)
ちょうど一週間前の土曜日、野洲文化ホールまで行ってきました。
米朝一門会です。
ここ数年、行ってなかったのですが、毎年この時期に
野洲文化ホールで開かれますね。
今年は、落語ファンに引き込んだ人生の後輩が、
行きたいっていうんで、チケットを取りました。
だいぶん記憶が薄れてしまったけど~(汗)
桂 弥っこ 子ほめ
桂 米團治 七段目
桂 南光 青菜
中入り
桂 塩鯛 読書の時間
桂 吉弥 茶の湯
まぁ・・・よく知ってる噺ばかりですが、
お客さんの大半は、ヘビーな落語ファンではないようで、
とっても、盛り上がってましたよ~
米團治さんは、めでたく米朝事務所の、
代表取締役になったことを報告。
米朝一門で、私が唯一、血がつながっておりまして~
専務取締役のざこばさん、常務取締役の南光さんを越えて、
代表取締役になりまして、(会場から拍手)
落語のことだけやなく、経営のことまで考えやなあかんようになりまして、
今日は、米朝事務所のグッズ関係を表で販売しております~(会場笑い)
私の企画しましたカレーも、販売しております。
レトルトなんですけど材料を吟味して、さらにおいしくなっております。
ぜひ、買って帰ってくださいませ~ (会場笑い)
有名人の息子というのは、ボン、て呼ばれるんですけど、
私のほうは、噺家ですから、「あほボン」て呼ばれまして・・・
というマクラから、七段目を~
吉弥さんとちょっと違いますよね。
若旦那が、観てきた芝居を思い出すところとか、
芝居の内容が違う感じですね。
市川團十郎の切られ与三郎でしたっけ?鼻声の。
ひとしきりやらはるので、会場からも拍手が~
そのあとに金手本忠臣蔵の五段目の話が・・・
吉弥さんんの方は、三段目ですよね。
丁稚の定吉が、2階にあがって、ひとり芝居をしてる若旦那を、
止めに入るところも、芝居しながら入るんですが、
ここも、芝居が違いますね。
最後のオチも違ってました。
親旦那さんと丁稚の定吉の会話。
「・・・ははん、七段目で落ちたんか」
「いえ、てっぺんから落ちました」
吉弥さんのは、
「・・・はしご段のてっぺんから落ちたんか」
「いえ、七段目で」
全く逆のオチというのも面白いですね。
一緒に行った後輩が、
「米團治さんのも声が良いし、面白いですね」
また、1人、彼女の噺家さんリストに入りましたね!
南光さん。
「常務取締役の桂南光です」
という挨拶で、会場が拍手と笑いに。
マクラで特にウケてたのは、
最近、のみに行っても女性同士のグループが増えたと言う話。
女子会とかいうんですが、中には、「女子かい?」というグループも。
会場がどっと笑いましたんで、
・・そんなに支持されるは思いませんでした~と(笑)
南光さんは青菜。
後輩も、前に南光さんで聞いたことがあったようです。
相変わらず、夏の鉄板ネタですが、やはり、南光さんらしい。
植木屋と大工のやりとり、ヨメとのやりとり、
絵ずらが見えてくるのが、いいですね~
わかっていても笑えるネタです。
塩鯛さん、どうしたん?
ていうくらい、面白かったです~(笑)
キャリアでいうなら、塩鯛さんがトリやと思うけど、
この日は、吉弥さんがトリ。
そのせいか、塩鯛さんは軽くライトな新作でした。
マクラで、ざこば師匠のことを報告。
もう少し、もうちょっとですわ。ぼちぼちと始めてますねん。
言葉がなかなか出てこなかったんが、出できそうなんで
もうちょっとです・・・あ、ま、
出にくいのは前からですけどね(会場笑い)
マクラで、大阪の某女子短大で講師をしてた話。
アホばっかりですねん。
授業が始まったら、化粧品をずらっと並べて、
90分間、化粧してた子がいたとか、
授業を聞いてへんくせに、レポートは社交辞令なのか、
良いことばかり書いてたとか・・・
その話から、読書の時間。
これは三枝、もとい、文枝師匠作。
息子が学校で読書の時間というのがあって、
家から持っていった本が、父親の本棚にあった「龍馬がゆく」。
それを音読しなさいと先生に言われたが、中身がやらしい本だった・・・
作家の名前がちゃんと言えない生徒とか、
そんな読み間違い方はしないやろうという作家名まで、
けっこう楽しい話ですね。
終演後の帰り道、後ろの方の男性が、
「今日は珍しく、塩鯛さんが面白かった」
というてるのが、面白かった~(苦笑)
さて、トリの吉弥さん。
マクラは、これまた、4月に大津で聞いたのと同じ、
京都マラソンで気を失ってゴール、気がついたら救急車の中だった話。
脱水状態やったかららしいけど、それ以来、
洗濯機の「脱水」を見たらビビる。
次回からは、隣のボタン、「かんそう(乾燥)」をめざします・・・
そして、ネタは、これまた、最近、なんべんも聞いてる「茶の湯」。
4月の大津も、「茶の湯」ありました・・・
緑色したきな粉、「青きな粉」でお茶を点てる、
泡が立たないので、「ムクの皮」を買ってきて入れる、
・・・せっけんの代わりにしたものらしいけど。
とにかく、この噺も、絵が見えてくるので、
会場のお客さんも盛り上がります。
隠居の茶の湯につかわされそうになる店子が、
みんな、茶の湯の作法を知らんから引っ越そうという、
そのくだりが面白いですね~
チケット2枚を一緒に買ってあげた方が来てて、
・・初めての落語会やったらしけど、
「めっちゃ楽しかったし、また来年も行きたいわ」
ほんまに、喜んではりました~
落語が聞きたい人が増えてくれるとうれしい~
それにしても来月、吉弥さんの独演会のチケットを買ってるんやけど、
やはり茶の湯が・・・他のを聞きたいので、
ま、いいか~~(苦笑)
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