団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

国境なき医師団・国連難民高等弁務官事務所

2010-01-10 09:06:05 | 社会
        国境なき医師団・国連難民高等弁務官事務所

                            2010年1月9日(土)

 もう2か月近く前になりますが、相前後して2通のダイレクトメイルが届きました。
 国境なき医師団と国連難民高等弁務官事務所からです。
 何らかの形でアクセスした心当たりは全くないのですが・・。

 国境なき医師団からは、「子どもたちが栄養失調で命を落とさないですむように、私たちが一緒にできることがあります!」とあります。
 
 国連難民高等弁務官事務所からは、「難民は特別な種類の人たちではありません。あなたや私と全く同じ人間です。違いは、何らかの理由で、きわめて困難な状況にいるというだけです。」とあります。

 共通しているのは、活動に対して支援(寄付)を求めるというものです。

 
 私は、双方の団体の理念・活動には大いに共感するものですが、寄付をするかどうかためらっていました。
 それは、国が政治の力で支援をすれば良いと考えているからです。そのために、増税になるというのであれば、私は十分許容できます。(もっとも、軍事費などの無駄を削ってこのような支援に回すのが優先だと思いますけど。)
 しかし、そうは言っても、同じ地球上のどこかで、誰かが困っており支援を求めているという現実を無視もしにくいし・・。

 結局、私の懐に寒波がくるかもしれないのですが、3,000円ずつカンパすることにしました。(私の一回の飲み代)
 わずか3,000円ですが、170人の子どもに、はしかの予防接種をすることができるそうです。(はしかは現在でも年間20万人近くの幼い命を奪っているそうです。)
 また、自然環境が厳しい中で必要不可欠な毛布10枚が買えるそうです。
 今の私の3,000円の価値より、遥かに大きいのです。


 人間生まれを選ぶことはできません。たまたま偶然厳しい環境に生まれ育った人に対して、今の私の価値以上のものを支援することは、施しではなく、何時そうなるかも知れない私自身に対する保険のようなものと考えました。









588PV,188IP 
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