トヨタFT-CH
2010年1月17日(日)
トヨタ自動車は1月12日、北米国際自動車ショーにFT-CHを出展したと発表しました。
かねてより噂されていたBセグメント(ヴィッツクラス)に属するハイブリッド専用車です。
トヨタは次のスペックしか発表していません。(単位:mm)
FT-CH ヴィッツ
・全長 3,895 3,785
・全幅 1,695 1,695
・全高 1,400 1,520
ヴィッツに比べると全高が120mmも低いことが特徴で、これは空力特性を考慮したものでしょう。
一番の問題は、その価格です。これは今年発売されるフィットハイブリッドの値段の影響を受けることになりそうですが、ベーシックグレイドで150万円を切る設定にすると思います。
ヴィッツ1,300ccの廉価グレイドが123万9千円ですので、ハイブリッドに伴うコストアップは20~25万円くらいでしょう。
二番目の問題は、環境車だけにその燃費性能です。
自動車雑誌などでは10・15モード燃費44km/ℓと予想していますから、同じクラスの車の約2倍ということになりそうです。
実用燃費が仮に26kmで同クラス車の2倍ということになると、ガソリン130円/ℓとして計算すると、5万kmの走行で25万円差の元がとれるという計算になります。
環境車の税金優遇策は続きそうですので、価格競争力は十分と言えましょう。
パワートレインはコスト削減のため、旧プリウスのハイブリッドシステムを改良して使うという予想がされています。つまり、電池はリチウムイオンではなくニッケル水素ということです。リチウムイオン電池を安価で安定的に供給する体制は中々難しそうです。
環境意識の高まりの中で、プリウスほどの爆発的売行きまではいかないにしても、年間15万台、世界規模ではその倍の30万台は売れるのではないでしょうか。
この期待されるFT-CH、来年後半に発売が予定されています。
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452PV,179IP
2010年1月17日(日)
トヨタ自動車は1月12日、北米国際自動車ショーにFT-CHを出展したと発表しました。
かねてより噂されていたBセグメント(ヴィッツクラス)に属するハイブリッド専用車です。
トヨタは次のスペックしか発表していません。(単位:mm)
FT-CH ヴィッツ
・全長 3,895 3,785
・全幅 1,695 1,695
・全高 1,400 1,520
ヴィッツに比べると全高が120mmも低いことが特徴で、これは空力特性を考慮したものでしょう。
一番の問題は、その価格です。これは今年発売されるフィットハイブリッドの値段の影響を受けることになりそうですが、ベーシックグレイドで150万円を切る設定にすると思います。
ヴィッツ1,300ccの廉価グレイドが123万9千円ですので、ハイブリッドに伴うコストアップは20~25万円くらいでしょう。
二番目の問題は、環境車だけにその燃費性能です。
自動車雑誌などでは10・15モード燃費44km/ℓと予想していますから、同じクラスの車の約2倍ということになりそうです。
実用燃費が仮に26kmで同クラス車の2倍ということになると、ガソリン130円/ℓとして計算すると、5万kmの走行で25万円差の元がとれるという計算になります。
環境車の税金優遇策は続きそうですので、価格競争力は十分と言えましょう。
パワートレインはコスト削減のため、旧プリウスのハイブリッドシステムを改良して使うという予想がされています。つまり、電池はリチウムイオンではなくニッケル水素ということです。リチウムイオン電池を安価で安定的に供給する体制は中々難しそうです。
環境意識の高まりの中で、プリウスほどの爆発的売行きまではいかないにしても、年間15万台、世界規模ではその倍の30万台は売れるのではないでしょうか。
この期待されるFT-CH、来年後半に発売が予定されています。

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