堺市長選挙結果
2013年10月1日(火)
竹山修身 無現 198,431 (58.5%)
西林克敏 維新 140,569 (41.5%)
( )内は得票率。
9月29日投票の堺市長選挙は、大方の予想のとおり、現職の竹山氏が当選しました。
私の予想は大外れでした。竹山氏がダブルスコアで圧勝すると思っていたのです。
根強い橋下信仰者がまだ、残滓のようにいるということでしょう。
橋下氏は、野党再編の求心力として、一部勢力から期待されていましたが、この「目」は完全に摘まれたとみて差し支えないでしょう。
どころか、私は、日本維新の会の分裂→消滅への時期が早まることになると思います。
その決定打となるのは、1年半後の地方選挙になるのではないでしょうか。
維新敗北の要因は、大阪都構想に反対という民意であることは勿論ですが、「現憲法の無効・破棄を宣言する」とか「慰安婦は必要だ」という暴言などにより、堺市民だけでなく国民が不安を覚えてきたことがあるでしょう。
それに付け加えて、橋下氏の品性のなさが挙げられます。
橋下氏の演説がネットでみることができるといいます。 「こらっ、○○党!ちょと出て来い。おまえらふざけるんじゃない!」
これは、首長としてはもちろん、社会人としての品性のかけらもありません。私が品性がない人間だけによく分かります。
日本維新の会は、これから下降の一途をたどるでしょうが、橋下氏の人間性も下降の一途をたどると予想します。
9月19日、妻の姪のマンションへ行きました。この高いビルは「あべのハルカス」で日本一高いということです。私、知りませんでした。手前には「通天閣」が見えます。この正面の方角が堺市でしょうか。。?
翌日の20日の朝日新聞にあべのハルカスの写真が出ていました。ちょっとした偶然を感じました。
何のために、こんなに高いビルを建てるのでしょうか?日本一になりたいが為ということであれば、愚かと思います。
橋下氏は、大阪都により、オリンピックを招致できるような都市にしたいという趣旨の発言をしていますが、大阪都構想の本質が見えるような気がします。それは「巨大開発」です。