稲刈り
2013年10月18日(金)
小学校の同級生から、稲刈りの手伝いをして欲しいという連絡を受けたのは、8月下旬でした。
私のネットワーク(といっても、僅か10数人)で募集したところ、私を含めて3人OKの連絡がありました。私は、初めての経験なので、少々不安でしたが、近ずくにつれ一人減り二り減りで結局私一人になり、「不安」^2(不安の二乗→最近ある大学教授に教えてもらいました。)になりました。
この同級生のところでは、 「はぜかけ米」を作るのだそうです。
刈り取った稲束をひとつ一つ、手作業で「はぜ」に掛け、天日にて自然乾燥させたお米です。ゆっくり乾燥するため、米の熟度が進み美味しいお米になります。天日乾燥させたお米は、銘柄による食味格差をなくさせてしまうほど、美味しいと言われています。手間と時間がかかるため大量生産はできません。農家の方も自分の家で食べる分を残して余った分しか出荷しない貴重なお米です。(以上、ネットを参照)
農家が本業ではありませんので、6畝〔約180坪(約594㎡)〕ということでした。
稲穂が頭をたれています。
小型のコンバインです。優れものなんです。刈り取っていき、一定の束になると、紐で結んでくれるのです。
次々とこのような束ができます。
昔の手作業に較べると、10倍以上の生産性でしょうか。
鉄骨を組み立てます。
途中、昼食です。
左はピオーネです。同級生のご主人は、電気工事関係の会社の社長をしておられるのですが、果物作りにも事業の範囲を広げています。半干しして東京の高級料亭へ販路を開く計画とか・・。
糖度は中くらいでしたが、半干しにすると甘さが凝縮するので、OKと思いました。
アスパラガスの漬物にもチャレンジしています。シャキシャキ感があり、中々の味でした。
この会社の本社との取引の割合が30%程度ということですので、親会社がどうなっても、生き残りを図るという意図ではないかと思います。
主な作業は、この稲束をはぜに掛けるのです。このような作業をすると、自分自身がよく見えてきます。私は作業は早い方なんですが、雑なんです。略して「早雑」。反対語は、「遅寧」(注 私が考えました。雑言が聞こえます。)
昨年は約200㎏の収穫で、今年は昨年以上ということでした。
渋柿ですが、熟しているのがありましたので、頂きました。木で熟した柿なんてスーパーでは売っていないですから、何十年振りの味でした。
10月14日10時半から17時半までの作業で、明日から体中の痛みを感じることが予想できました。
沢山頂き物をしましたので、翌日同級生にお礼のメイルをしました。
(同級生はご主人にメロメロなんです。)「そのことを思い出し、これを書きながら、ニヤニヤしているのですが、このニヤニヤするのが、あちこちの身体の痛みに貼る膏薬より、よほどか効果がありそうです。という訳で、痛みを感じたら、思い出してニヤニヤするようにしています。 」