団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ブラームス 交響曲第4番

2013-10-13 12:09:50 | 音楽

ブラームス 交響曲第4番

2013年10月13日(土)

 全編を流れる、はかなく物悲しいメロディは、人生の挽歌を思わせるようで、しみじみとした感情を伴って、これまでの私自身の人生の歩みを想起させます。私にとって、ブラームスの4番はそのような曲です。歳を重ねるにつれて、その良さがより分かってくるような曲と思います。

 最近ネットを通して知り合った方から、京都大学交響楽団の演奏会でブラームスの4番が演奏されるという情報の提供をいただき、迷うことなく広島から京都へ聴きに行くことに決めました。

http://kyodaioke.com/

 私は学生時代、広島大学交響楽団の演奏会を何回か聞いたことがありますが、率直に言って酷い音でした。オケの団員は100人以上いるのですが、ヴァイオリンの音がキィーキィーという感じで音の膨らみが出ないのです。あの「キィー キィー」という音は「聞ぃき」づらいですね。

 京大交響楽団は、どうでしょうか・・。

 情報提供いただいた方は、京都大学の理系の教授ですが、相当音楽がお好きなようです。その方が、「手前味噌になりますが、京大交響楽団は結構上手です。」と言っておられるので期待して良いと思います。

 ブラームスの4番をこれまで聴いたことがあるか、調べてみました。といってもこれまでの全ての演奏会を記録・記憶している訳ではありませんが、一部記録・記憶によると、一度ありました。1989年3月15日、ブラームスのピアノ協奏曲第2番と交響曲の第4番をNHKホールで聴いていました。当時のメモに、「4番がよかった。」と記しています。(演奏者をメモしていません。我ながら情けないです。)

 24年前41歳の時聴いたブラームスの4番が、66歳の今、私自身のなかでどのように変化しているか、楽しみです。

 

・ヨハネス・ブラームス、52歳の時の作です。

コメント (2)
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