水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

5月1日

2014年05月01日 | 日々のあれこれ

 GW三日目。レッスンに来ていただいている先生方に、パートの現状について伺うと、順調にのびてますとか、もうひとふんばりとか言っていただける。とくに三年生たちについては、だいぶわかってきたようですとの評価をいただくのだが、おそらくコンクールの時期ぐらいには相当成長した姿をみることができるだろう。
 その直後に引退になってしまうところがつらい。その先にもう一年やってくれるなら、バンドも随分変わると思うけど、せんない話だ。そう思うと中高一貫で五年、六年通しで活動できる学校さんが少しうらやましくなった。
 でも、三年くらいで環境変わる方が、人生的にはいいのかな。若い頃の三年は体感としては長いし、若いうちにいろんな場を経験した方が、井の中の蛙にならなくてすむ。3年、3年、4年というのは、けっこういいサイクルなのかもしれない。
 期間が明確に決まっている活動の方がモチベーションを維持しやすいというのもあるかもしれない。高校最後のコンクールとか演奏会とか、そういう思いをこめやすい。
 それにくらべると顧問側はどうだろう。「この学校もいられてあと2年」とか、「定年まであと何年」とかの思いで過ごす方が、気持ちをこめやすいのだろうか。それはあるかな。
 それがない自分はだめなのだろうか。いや、そんなことはない。少しずつではあるが、前年の反省をいかしていきつづけられるという利点がある。いや、同じ過ちを繰り返すことも多いから、相殺されるか。
 最近わかったのは、判断に困ったときは、一番がんばっている部員の声に耳を傾けるといいということ。
 それが正しいかどうかわからないが、結果として最も後悔しないですむ可能性が高い気がする。

コメント
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