昨日、今日と天候に恵まれた。恵まれすぎてて、熱中症とかでなくてよかった。
昨日の予選の戦いぶりを見るかぎり、下の学年に優勝をかっさらわれるようなことはないだろうと思えたが、そのとおりになってほっとした。
騎馬戦、綱引き、リレー、その他個人種目を応援する様子をみながら、なぜこんなに純粋に盛り上がれるのか。きっとそれは女子がいないからではないのか、とふと思う。
共学校だと、妙にカッコつけるやつ、それができなくてスネた風を装わねばならないやつ、ぶち切れてみたりするヤツ … とかいるんじゃないかな。
もちろん本校にも、盛り上がりの和に入ることを望んでいなかった子もいるだろうし、自分が昔そっち側の高校生だったから、気持ちはよくわかる。
それって、やっぱりかっこつけてたんだよね。
だから、今はあの頃の自分を反省し、素直にみんなの中に溶け込めばよかった … 、とは思わない。
そんなだった自分も愛おしいし、かけがえのない記憶だし、今でも時々そんな状態になることはあって、その自分に自覚的でありさえすれば、そういう人間も必要な場面はあると思えるので。
それでも、とりあえず盛り上がってしまうテンションも男子には必要だ。
男の面倒くささは全て女子目線を意識するところに起因するから、それがない空間で、思い切り素直に自分を出すのもよし、思い切り暗い一匹狼を気取るのもよし、どういう路線でいくにしても、のびのびしやすい学校なんじゃないかなと、少し彼らがうらやましくなった二日間だった。