総裁選後の党人事や内閣主要ポストの人事のニュースが入るたびに、今度の岸田内閣もアベ・アソの傀儡度が日増しに強まってくる。
スガの時もそう思ったが、どうも総理大臣になることが最終目的であって、いざ成ってしまえば、最高権力者になったことが総てで、後はすっかり満足してしまう。せっかくの地位と権力によって、この国を少しでも良い方向にもっていくという政治の意欲や気概が感じられない。
また最近は、政治の裏側の汚さやマスコミの不甲斐なさばかりが目に付く。このコロナ禍が幸運にも去った後のこの国の惨状を想像すると空恐ろしいものがある。
かつて2000年代になって、隣国でこの映画が出た時に、この女優の放つオーラに驚き、いずれこの国に追いつかれると思った。それは文化・芸能だったが、今では経済でも追い越されそうだ。
Jeon Ji Hyyun ジュンジヒョン「猟奇的な彼女」2001年
いつまでも世界第二位だったGDPの栄華にしがみついていてはどうしようもないと思う。せめて原発廃棄物の問題を国民全体の議論に乗せないと、どうしようもない負の遺産を後代に残すことになるのではないか。