少し前のことだが、東京の笹塚でホームレスになった女性に対して、住民の男がバス停で夜を明かすのが目障りだと、排除のために奮った暴力で死んでしまった事件がありました。
その女性が若い頃に演劇をめざし、舞台の溌溂とした写真やセリフ等がネットで流れた。
夢を追い続ければ路上生活になることもある。
後味が悪いのは何処までも続き、殺人をおかした男は事の重大さを悲観して自殺したそうだ。
今の世は、並みの努力で貧困を避けることは難しいようです。いつまでも給料の上がらない子供の雇用状況を見てつくづく感じさせられました。
その起点をどこに持っていくべきか!
1989年の「連合」誕生による労働組合の衰退化に起因するのか。
1994年20.3%から2016年37.3%の非正規社員の拡大化が原因なのか、この20年間で実質賃金は14.2%減少した。(総務省統計局「労働力調査」)
1995年には生活保護世帯は72万世帯88万人で底打ちされたと言われたが、その後保護世帯は増加し、2006年では107万世帯151万人で、2021年12月では164万世帯182万人だそうだ。
この傾向は21世紀以降、アベの云う「悪夢の民主党政権3年」を除いて、すべて自民党政権の為せる業であります。
プーチンは悪いが、プーチンを存在させたロシアという国、国民にも罪はあると思う。
この救いがたい貧困を招いた責任は自民党政権にあり、それを支えた企業にあり、それに投票した有権者にあることは言うまでもありません。
【引用文献:湯浅誠『反貧困』岩波新書、水野和夫『株式会社の終焉』鴎来堂】
ささやかな興奮!!