まずもって「日銀は政府の子会社」と冗談でも、平気で言う元首相がこの国に居るというのは、この國の経済の斜陽と指導者の劣等性を世界に露呈していることでしょう。
決してこのお方が頭が悪いなんて言いません。118回以上いくらでも、息を吐くように嘘をつけるなんて、真面な東大出の秀才以上に立派な嘘の天災でしょう。嗚呼、字を間違えました「天才」です。
もうこの国は経済でも、文化でも、ダメかもしれません。特に「政治」は救いようがないぐらいに民主政治という面で劣化しています。
元凶は真面で優秀な野党が無いことです。
自民党に変われと言っても、その自覚が全くありません。単に悪徳企業のような利益集団の代表ですから。しかもその与党政府の元代表が会社だと思っているのだから、「官から民へ」のスローガンも随分と拡大解釈したものです。
アベはプーチンほど性格は悪くはないようですが、物の捉え方がひん曲がっているようだから、始末が悪い小悪人のようです。
この國の為には、ポツダム宣言も読めないような、いや、本人は敗戦国の降伏条件を読みたくないらしいのです。だからでしょうか、合理的な思考や勉学を嫌い、勝手にイメージした山口県の「松下村塾」被れなのでしょう。
こうした指導者は百害あって利は無しです。彼は定年退職に追い込むか、モリ・カケ・サクラで保釈付き刑事罰で公民権をはく奪しないと、この國の自民・公明政権の存続すらできず、あやしいポピリズム政党が力を持ち、何をしでかすか恐いです。
繰り返しますが、この國の不幸は、野党がちゃんとした与党批判できない無能性にあるのです。それはマスコミにも同じことが云えます。