私は所謂文学的なモノは苦手です。ただ嫌いな訳ではありません。自分が上手く文章を書けないからかも知れません。
先日、次の頁を読みました。
与謝蕪村は享和元年(1716)~天明3年(1783)年の人です。
上記の句は、蕪村は「俳体詩」と名付けています。
骨拾う人に親しき菫(すみれ)かな
百姓の生きて働く暑さ哉
葱(ねぎ)買て枯木の中を帰りけり
この本にある彼の句はすべて好きかも知れません。天明の飢饉の頃の江戸時代、今の少し前の「昭和」とどこが違うのでしょう。
追記:この本はネットの「一月万冊」の佐藤章さんが紹介したので買いました。